Aぇ! group正門良規、木村拓哉と初共演 映画『グランメゾン・パリ』で愛されキャラの見習い役

正門良規(小暮佑役) - (C)2024映画『グランメゾン・パリ』製作委員会

2019年にTBS日曜劇場枠(毎週日曜21時~)で放送された木村拓哉主演のドラマの劇場版となる映画『グランメゾン・パリ』(今冬公開)に、Aぇ! group正門良規が出演することが明らかになった。正門が演じるのは、尾花夏樹(木村)と早見倫子(鈴木京香)がフランス料理の本場・パリで立ち上げた新店舗「グランメゾン・パリ」でコミ(見習い)として働く小暮佑(こぐれたすく)。正門にとって本作がデビュー前(ジュニア時代)最後の個人仕事であり、事務所の先輩である主演の木村と初共演。正門は「大先輩の木村さんとこの歳でご一緒できるなんて思ってもいなかったので、非常に嬉しかったですし、ベテランの素晴らしい皆さんとご一緒できたのは、本当に贅沢な時間でした」とコメントを寄せている。

連続ドラマ「グランメゾン東京」では木村演じるフランス料理の型破りなシェフ・尾花が、鈴木演じる女性シェフ・倫子と出会い、周囲と衝突しながらも日本で三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げるべく奔走する姿が描かれたが、劇場版の舞台はフランス・パリ。尾花と倫子がアジア人初となるミシュラン“三つ星”を獲得するために奮闘する。キャストは、木村、鈴木のほか沢村一樹(ホール責任者/京野陸太郎役)、及川光博(シェフ/相沢瓶人役)、玉森裕太Kis-My-Ft2)(シェフ/平古祥平役)、寛一郎(部門シェフ/芹田公一役)、吉谷彩子(パティシエ/松井萌絵役)、中村アン(ホールスタッフ&ソムリエール/久住栞奈役)、冨永愛(フードインフルエンサー/リンダ・真知子・リシャール役)ら連ドラのキャストに加え、新キャストとしてオク・テギョン2PM)がパティシエ役で出演することが発表されている。

正門演じる小暮は、関西弁で人懐っこく、店のスタッフとも仲が良いムードメーカー的存在。尾花と相沢と食材の買い付けに行くことが多く、異国の地で無名の日本人レストランスタッフが食材を買い付けることの難しさを実感。尾花の料理にかける情熱に尊敬の念を抱きつつ、尾花が取り付けた無謀な約束からグランメゾン・パリの行く末を心配している。

グループとしての活動のほか、俳優としても活躍する正門はテレビドラマ「恋の病と野郎組」(2019)で俳優デビューを飾ると、NHK連続テレビ小説「スカーレット」(2019)ではヒロインの妹の恋人を好演。その後もドラマ「DIVER-特殊潜入班-」(2020)、「和田家の男たち」(2021)などに出演。舞台「ヴィンセント・イン・ブリクストン」(2002)で単独主演を務めた。

なお今冬、連続ドラマ「グランメゾン東京」のその後を描くスペシャルドラマの放送も決定している。

正門のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

正門良規(小暮佑役)

東京の厨房のセットで撮影して、2週間くらい空いてからパリで2日間撮影しました。久しぶりに皆さんに会えた!と思ったらあっという間に終わってしまい、素直に寂しいです。大先輩の木村さんとこの歳でご一緒できるなんて思ってもいなかったので、非常に嬉しかったですし、ベテランの素晴らしい皆さんとご一緒できたのは、本当に贅沢な時間でした。もっとこうしたら良かった、という思いもありますが、それは経験・勉強として大事に持っておきたいと思います。ここで学んだことを一生大事にして、もっともっと大きくなって、また皆さんとご一緒できるように頑張っていきたいです。自分が演じたキャラクターに愛着もあるので、個性豊かな登場人物の中でも、一際変な光を放てたらと思っています! パリの撮影では、買い出しのシーンが刺激的でした。築地のような場所だと聞いていたのですが、広大な敷地に色んなものが売っていて、お肉がそのままぶら下がる様子はインパクトのある映像になるだろうと感じました。ドラマ版を観たとき、ちょっと大人な話なのかな?と最初は思ったのですが、まるで少年漫画のような、勝ち上がっていく痛快感に感動したのを覚えています。そんな作品に参加できたのが光栄ですし、僕自身も仕上がりが楽しみです。ワクワクドキドキが詰まっている作品ですので、料理の美しさとパリの景色も楽しみながら、皆さんにとって贅沢な時間になれば良いなと思います。

© 株式会社シネマトゥデイ