意中の相手は――。女子プロレス「スターダム」の硬派ユニット「ゴッズアイ」率いる朱里（３５）が、新メンバー獲得に動いた理由を明かした。
２２日の代々木大会では「クイーンズ・クエスト（ＱＱ）」が「大江戸隊」との最終決戦で敗北。最後に敗れた上谷沙弥以外のＡＺＭ、妃南、レディ・Ｃ、天咲光由の４人はＱＱから強制追放となった。この事態に真っ先に動いたのがゴッズアイで、さっそく離脱者にラブコール。さらにスターライト・キッド、鈴季すず、星来芽依の３人もＡＺＭと天咲に声をかけ、５人で新ユニットを結成する考えを示している。
朱里は「見ていて切なかった。決してああいう結果を望んでいたわけじゃないですが…」としながらも「これからの道は自分で決めるものだし、それぞれが一番プラスになる選択をしてほしい。『一つの道として、ゴッズアイでやっていくのもあるよ』と伝えたかっただけです」と行動に移した心境を説明した。
４人に声をかけた形だが、気になる選手がいる。「レディはくすぶっている気がするので、変わるチャンス。ひと皮むけてほしい思いはありますね。妃南も昔から（自分が）『レスリングがいい』と言ってきたので、グラウンドの技術をもっと磨いてほしいというのがある。ゴッズアイに合うんじゃないかなって思います」。同ユニットは現在、朱里、鹿島沙希、小波、壮麗亜美、八神蘭奈、稲葉ともか、ななみが在籍。２人が加入すれば９人の大所帯となる。
また、ゴッデス王者の葉月＆コグマからは、２９日後楽園大会でのＶ３戦の相手として、朱里＆小波が逆指名された。朱里は「小波と挑戦したいと言っていたので、ありがたい。しっかりとゴッデスを巻きたいと思います」。まずはベルトを奪取しユニットにハクをつける。
