【U-23】大岩監督 メンバー発表目前…OA枠で注目発言「1人、2人の可能性もある」

代表メンバー発表を目前に控え、取材に応じた大岩監督

18人の枠に入るのは…。パリ五輪に臨むU-23日本代表の大岩剛監督(52)は25日に千葉県内で取材に応じ、選手選考の現状を説明した。7月3日のメンバー発表まであと1週間となり「ギリギリまで選手たちを把握したい。週末の試合を見てから決めたい」と、最後まで選手の状態を見極める構えを見せた。

中でも注目を集める最大3枠のオーバーエージ(OA)について、指揮官は「いろんな選手と話をさせていただいて、はっきり方向性が決まっている選手と、そうでない選手がだいぶ区別できている。3人使う可能性も、1人、2人の可能性もある」と明言は避けた。

その一方で「(U-23)アジアカップを戦った上でグループとしての成長をしっかり感じた。その選手を中心にという方向性も当然ある」とU-23選手への信頼も口にした。

また、大岩監督は五輪後の自身のキャリアについても言及。「契約は8月末で終わる。まずはしっかりやり切るということしか考えてない」と目の前の五輪に集中する姿勢を強調した上で「オファーがあれば考えたいと思う。Jリーグや日本代表、海外などいろんな可能性があると思うので、待つしかないが準備はしたい」と新たな挑戦にも意欲を見せた。

パリに向けては「メダルを取る、決勝に進むということをターゲットにずっとやってきているので、それに向かって一歩一歩進んでいきたいなと思います」と決意表明。4位に終わった東京五輪を超え、悲願のメダル獲得はなるか。

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