名古屋市立小学校の給食で「オーガニックパイン」提供へ バナナに続き

化学的に合成された肥料や農薬を使わずに育てられた「オーガニック」のパイナップルが、名古屋市の小学校の給食で提供されることになりました。

名古屋市は、25日の市議会の本議会で、化学的に合成された肥料や農薬を使わずに育てられた「有機食材」として、パイナップルを市立小学校の給食でこの秋をめどに提供する方針を明らかにしました。 自民党の藤沢ちあき議員の質問に答弁しました。市の教育委員会は、給食での有機食材の提供は食育の推進につながるとしていて、「冷凍パイナップル」について使用するシロップも含めて有機食材で準備できるめどが立ったことなどから、新たな献立として提供する予定です。 名古屋市は2021年、オーガニックのバナナを全国の政令指定都市で初めて、市立小学校の給食で提供しています。 市は、果物以外にも、原料の一部として有機食材を使用した加工品の開発などを含め、給食での提供について検討を進めるとしています。

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