中国最大の自主開発油田の原油生産量が累計1億トン超え

中国最大の自主開発油田の原油生産量が累計1億トンを超えた。

中国海洋石油集団(中国海油)の23日の発表によると、中国最大の自主開発油田となる「綏中36-1油田」の原油生産量が累計で1億トンを突破し、中国で初めて1億トンを突破した海上油田になった。人民日報が伝えた。

綏中36-1油田は渤海湾北部に位置し、1993年に生産を開始した。ピーク時の年間原油生産量は500万トン以上で、石油の確認埋蔵量は3億トン以上。現在は24カ所の海上プラットフォーム、545の石油・ガス井があり、1日の原油生産量は8900トン以上。中国最大の原油生産拠点である渤海油田の主力油田となっている。

中国海油天津分公司の張春生(ジャン・チュンション)副総経理によると、1億トンの原油生産量は人口1000万級の大都市の20年間の消費量に相当する。これはエネルギー安全を保障し、経済発展を促進し、人々の生活の需要を満たす重要な役割を果たすことになるという。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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