週刊スーパーマーケットニュース 日本生協連、23年度の地域生協の事業概況を発表

日本生協連が2023年度の地域生協の事業概況を発表した。全国レベルでは、宅配事業がほぼ横ばい、店舗事業は対前年比103.0%の伸びをみせ、全体で同100.7%の伸びとなった。日本生協連単体の供給高については、同101.2%の4411億円。内訳では、コープ商品事業の供給高が、冷凍食品、日配食品が好調だったことから、同103.0%の3538億円。一方、NB商品を主力とした日用品・消耗品の供給を行うキャロット事業は同94.7%の331億円、衣料品などの供給を行うカタログ事業が同94.5%の507億円、ギフト事業は同95.6%の33億円となり、前年を下回った。総じて「宅配は足踏み、食品は堅調、非食品は低迷」という結果だ。(6月14日~20日までのニュースをまとめました)

アークス<ラルズ>「スーパーアークス ノース」を改装オープン

6月21日に改装オープン。鮮度にこだわった生鮮品や大容量商品を豊富に取り揃え、求めやすい「納得価格」で提供していく。今回の改装では、ベーカリーコーナーを新設。店内焼き立ての惣菜パン・菓子パンを「100円バイキング」で提供するほか、4種類の味が楽しめる「フォースピッツァ」や大型サイズの「14インチピザ」などを販売する。

  • 所在地……札幌市北区篠路3条9-2-15
  • 売場面積…1008坪
  • 営業時間…9時~22時
  • 駐車台数…300台

イトーヨーカ堂「清涼祭」を初開催

イトーヨーカドー、ヨークの約220店舗が、6月19日から7月9日までの期間、「清涼祭」を実施する。暑さ対策ニーズに応える商品の販売を強化し、“着るもの、食べるもの、使うもの”をテーマに、夏を快適に過ごすための清涼アイテムを提案。また、熱中症対策の一環として、「クーリングシェルター」の指定推進に取り組んでいく。

マルエツフードドライブ活動の取り組み93店舗に拡大

フードドライブ活動で、新たに「フードバンクちば」と連携し、千葉市内の6店舗で活動を開始。93店舗に拡大した。これまで集まった食料品は約13万2000点で、連携先を通じて支援を必要とする人々へ届けた。

東急ストア「フードステーション戸越公園店」をオープン

6月28日、東急大井町線戸越公園駅前の「ザ・パークハウス戸越公園タワー」1階にオープン。デリカやレンジアップ商品を軸に、即食・簡便商品や個食・少量パック商品の品揃えに注力した。デリカでは、ローストポークやチーズなどを使用した「RICH DELI(リッチデリ)」、鉄板焼きメニューなど、店内製造の惣菜・弁当・スイーツなどを豊富に取り揃え、生鮮では、「銀鮭の醤油昆布蒸し」など、肉や魚を使用した、食卓に“プラス1品”できる商品を展開していく。

  • 所在地……東京都品川区戸越5-19-1
  • 売場面積…85坪
  • 営業時間…9時~23時

遠鉄ストア「大人見店」をリニューアル

6月15日にリニューアルオープン。リニューアルでは、即食・簡便ニーズに応え、即食商品では新鮮な旬の魚を使用した鮨や、カットフルーツ・カットサラダなどの品揃えを増やし、簡便商品ではレンジで温めるだけの魚料理やフライパンで炒めるだけの味付け肉(精肉、鮮魚)などの売場を拡大。また、野菜は主力のサラダ野菜や季節野菜をこれまで以上に安価で提供し、精肉は買得商品コーナーを設置した。健康志向への対応として、野菜飲料、ドライフルーツ、シリアル食品、栄養補助バーといった健康志向商品の売場を拡大し、品揃えを充実させた。

  • 所在地……静岡県浜松市中央区大人見町3367-1
  • 売場面積…411坪
  • 営業時間…9時30分~20時30分
  • 駐車台数…304台

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