「ブランドバッグは危ない。持ってくるな」と言った友人が全身シャネルで登場 海外旅行で絶縁した女性

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あまりにも自己中心的な人と友人関係を続けるのは難しい。東京都の40代後半女性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収1200万円)は、後輩と絶縁したエピソードを語る。後輩の娘の結婚式に参加しようと、女性がフランスに行ったときのことだ。

「ご祝儀を奮発し出かけたが、(後輩は)何かにつけて言いがかりをつけたり、失礼な対応。お返しもなし」
「(後輩は)パリのディズニーでもカメラ役は人にやらせて指示する。『ベンチに立って撮れ』と」
「日本に着いた途端、(後輩は)『トランクの車輪が凹んだ』と空港会社にクレーム。いやいや、フランスにいた頃から私は壊れてたのを知っていた」

女性は「自己愛のオンパレードにうんざりした」と、フランスでの後輩のふるまいを詳細に振り返る。(文:福岡ちはや)

「店員は全身シャネルの彼女より、私の安いネックレスをかわいいと何度も褒めた」

女性と後輩はお互いにブランド好きなのかもしれない。女性はフランスに行く前、後輩から

「フランスの結婚式はラフで。服装もラフに。ブランドバッグは危ないから持ってくるな」

とアドバイスされたそうだ。女性は後輩の忠告を素直に聞いてフランスへ向かったが、なんと当の後輩は「全身シャネル」姿だったという。女性は後輩の出で立ちを見て、さぞ驚いただろう。

また、フランス滞在中にパリのシャネル本店に立ち寄った際も、後輩は女性に対抗するかのような言動を見せたという。

「店員は全身シャネルの彼女より、私の安いネックレスをかわいいと何度も褒めた。(後輩は女性の)買い物がスマートに終わったことにも腹を立てたようだ。そのほかにも、相手方のご家族が私と気が合うことにも難色を示す」

後輩は以前から「いきなりヒステリックになる」ところがあり、トラブルメーカーだった。女性の仕事に口を挟むこともあったそうだ。そのため、女性はフランスでの一連のできごとで長年ため込んだ鬱憤が爆発したのだろう、「彼女にはもう2度と会いたくない」と後輩のLINEやSNSをすべてブロックしたという。

女性は最後に、絶縁の後日談も明かした。

「(後輩と絶縁したことを)共通の友人に話すと、『おめでとう!よくあんなのと付き合ってるなって思ってた。あんな人、好きな人いるの?私もさんざんやられたんだよ』って。(中略)人を大切にするのが私のモットーではあるが、(後輩は)もう私の人生にはいらない人。絶縁をして良かったと思う」

人を大切にするのは素晴らしいことだが、相手はよく選んだほうがいいのかもしれない。

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