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[ソウル/東京 26日 ロイター] - 韓国軍は26日朝、北朝鮮が同日朝に発射した弾道ミサイルは失敗したと推定されると発表した。首都平壌付近から発射したとしている。韓国には日韓との共同訓練を控え、米空母が入港している。
日本の海上保安庁は午前5時33分、防衛省の情報として北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表。6分後、すでに落下したもようと情報を出した。
防衛省はミサイルの最高高度は100キロ程度、飛行距離は200キロ以上だったと発表した。日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定している。
韓国の聯合ニュースは軍関係者の話として、極超音速ミサイルを発射したようだが失敗したとみられると伝えた。
北朝鮮は24日、米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」が韓国の釜山に入港したことを受け、「圧倒的な、新たな抑止力の誇示」で対応すると表明していた。同空母は今月末に行われる日米韓の共同訓練「フリーダムエッジ」に参加する。
朝鮮戦争勃発から25日で74年となり、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は平壌で記念の大規模集会が開催されたと26日に伝えた。また、25日を「米帝国主義との闘争」の日と呼んだ。