「えっ、何したの?」モドリッチの“必殺アウトサイドパス”がもはや意味不明! 天才すぎる衝撃のチャンスメークにファン感嘆「先生すぎる」「うますぎやろ」

【UEFA EURO 2024】クロアチア代表 1-1 イタリア代表(日本時間6月25日/ライプツィヒ・アレーナ)

クロアチア代表のMFルカ・モドリッチが、いわば必殺技を炸裂して話題となっている。横パスを受けた38歳のベテランは、縦に抜け出したマルセロ・ブロゾヴィッチへ絶妙なワンツーパスを送る。この時にアウトサイドを巧みに使った浮き球のパスを通したことで、ファンたちも「良いパスだな」「どうやって出したの?」と大盛り上がりだ。

【映像】モドリッチの「必殺アウトサイドパス」

UEFA EURO 2024 グループB最終戦で、クロアチア代表はイタリア代表と対戦。“死の組”を自力突破するためには勝利が必要なクロアチア代表は、55分にモドリッチが先制ゴールをマーク。38歳289日の大会史上最年長ゴールにスタジアムからは大歓声が上がった。

その後はイタリア代表が長くボールを保持し、クロアチア代表はブロックを敷いた対応からカウンターを狙う戦い方に移行。すると80分、モドリッチのパスからチャンスを迎えた。

中央から右サイドに移動してパスを引き出したモドリッチは、ブロゾヴィッチからボールを受ける。DFリッカルド・カラフィオーリのプレスを受けていたが、縦に抜けようとするブロゾヴィッチのスピードを殺さないように、絶妙なタイミングで右足の膝下だけを振ってアウトサイドでふわりと浮かせたパスを通した。

そのまま抜け出したブロゾヴィッチは、中央に鋭いクロス。FWアンテ・ブディミルに合う手前でクリアされたが、モドリッチがキャリアを通じて得意としているアウトサイドキックからチャンスに繋がった。

このモドリッチのパスについてABEMAのコメント欄は、「良いパスだすなー」「流れが良かった」「モドリッチ本当にうまいな」「うますぎやろ」「どうやって出したの?」「アウトサイド先生すぎるw」など、驚きの声が多く見られた。

なおモドリッチはこのプレーの直後に、ロヴロ・マイェルと交代でベンチへ。80分間のプレーで53本中47本のパスを通して成功率89パーセントを達成するなどクロアチア代表を牽引する活躍で、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。

ただ、クロアチア代表は90+8分に同点弾を許して1-1のドローに終わり、グループ3位が決定。ワイルドカードに回ったが、すでに勝点3のチームが3か国あるため、勝点2・得失点差-2のクロアチアが決勝トーナメントに勝ち上がるのは極めて難しい状況となってしまった。

(ABEMA/UEFA EURO 2024)

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