4年ぶりに復活「アリガト!JAPAN」の壮絶VTRに佐久間大介が「今でも記憶に残るぐらいすごい」

2020年3月に第1弾を放送した、フジテレビ系バラエティー「アリガト!JAPAN〜助けてくれた日本人を捜しています〜」(午後11:00)の第2弾が6月27日に放送される。博多華丸・大吉がMCを務めるリアル・ハートフルバラエティーで、日本のどこかにいる恩人に「アリガト!」の気持ちを伝えたい外国人のサポートに尽力する。

番組では、何年も捜しているのに見つからない恩人を捜すべくガチ大捜査を決行。ドラマチックな再現ドラマと共に、再会を果たした時の記念すべき恩返しの感動シーンに密着するが、その模様をスタジオで見守るゲストとして、Snow Man佐久間大介桜田ひより、バスケットボール女子日本代表候補選手の馬瓜エブリンが登場。

52年前、救命ボートに乗って太平洋を38日間漂流したというイギリス人男性のエピソードを見た佐久間は、「38日間漂流のVTRが壮絶でした。(収録で)最初に見るVTRって記憶がどんどん薄れてくると思うのですが、それでもめちゃめちゃ今でも記憶に残っていて…それぐらいすごかったです」と驚きを表した。

桜田も「こんな良い番組あるんだな、と思いました。38日間漂流した方の映像を見て、“なんで今まで自分はこのニュースを知らなかったんだろう”とも思いました。この奇跡の実話に、人間の生命力や絆、優しさなど、すてきな面をたくさん見ることができました」と感動を言葉にした。

また、日本旅行に来た際、ハプニングで宿なしになった女性を大胆な方法で助けた恩人のエピソードに馬瓜は、「日本人の温かさが垣間見えた番組でした。特に宿なしになった女性を救った方が印象に残っています。助けた方法が、なかなかない状況だと思うので…すごく気さくというか、“おもてなしの心”があるな、と思いました」と振り返る。さらに馬瓜は、東京五輪でピンチに陥ったメダリストを救った恩人に関するエピソードについても「同じアスリートとして、オリンピック選手の方の恩返しがすごくカッコ良かったな」とじんわり。

ほかにも、33年前に訪日した時に、人生を変えてくれた2人の恩人を探すIT企業経営者のドイツ人男性が登場。さらに、日本に住む外国人タクシー運転手が「ありがたい!」と思う、日本にある「アリガト!スポット」を紹介するコーナーも。佐久間はこのコーナーを「これから名物企画になりそうだな、って思いました」と笑顔に。

そんな佐久間は、番組の趣旨にちなんだ「“アリガト!”の気持ちを伝えたい恩人はいますか?」という質問に対し、「小学3年生の頃の担任の先生」と回答。「当時の僕はすごく学校が苦手で…人と関わるのが苦手というか気難しいタイプだったんです。学校に行く前に家で嫌なことがあると、その気持ちも引きずっちゃって、学校でもふてくされているような子でした(笑)。そんな中、一番親身になってくれたのが、その時の担任の男の先生です。卒業以来会えていないんですが…すごく優しくて、あの時、僕のことをいろいろ気にかけてくれていなかったら、引きこもっていたかもしれません。先生がいなかったら僕の人生も変わっていたと思うので、改めて会って、“アリガト!”の気持ちを伝えたいです」と、自身の「アリガト!」エピソードを明かした。

誰にでもある「アリガト!」をフィーチャーし、人の心の温もりを感じられるエピソードと彼らが再会を果たした時の“奇跡”と“涙”の恩返しの瞬間は感動必至。

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