全員怪しい…高橋文哉x田中圭『あの人が消えた』特報公開、追加キャスト5名発表

怪しい住人&捜査官たち - 追加キャストの北香那、坂井真紀、袴田吉彦、菊地凛子、染谷将太 - (c)2024「あの人が消えた」製作委員会

高橋文哉が主演、田中圭が共演に名を連ねる映画『あの人が消えた』(9月20日全国公開)の特報映像が公開され、追加キャストとして北香那坂井真紀袴田吉彦菊地凛子染谷将太の出演が決定した。

本作は、人気ドラマ「ブラッシュアップライフ」(2023)の水野格監督が、完全オリジナル脚本で挑んだミステリー・エンターテインメント。「次々と人が消える」と噂されるいわくつきのマンションを舞台に、怪しげな住人の“秘密”を偶然知ってしまった配達員の青年が、思いも寄らない大事件へと巻き込まれていく。高橋は主人公の配達員・丸子、田中は丸子の職場の先輩で小説家を夢見る男・荒川を演じる。

今回発表されたのは、主人公・丸子が出入りするマンション「クレマチス多摩」のクセあり住人たちと、丸子の周辺で起こる不可解な事件を担当する捜査官のキャストだ。北は205号室に住む丸子が大ファンのWEB小説作家・小宮役、坂井は301号室の詮索好きのおしゃべりな女性・長谷部役、袴田は必死に引っ越し先を探している303号室の男・沼田役。染谷は挙動不審な302号室の七三分け男・島崎、菊池はマンションの住人たちを調べる警視庁の捜査官・寺田にふんする。

あわせて公開された特報映像は、丸子や荒川をはじめとする7名が怪しげな空気の中、マンションの前で1列に並ぶシーンでスタート。各キャラクターが印象的なフレーズと共に紹介されていくが、音楽が止まると、丸子以外の6名は姿を消し、彼らが立っていた場所には段ボールが置かれている。「配達員だけが知っている事件がある」という言葉と共に、不気味に鳴り響くインターホンの音。物語の謎がさらに深まる内容に仕上がっている。

追加キャスト5名のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)

北香那(小宮役)

マンション「クレマチス多摩」205号室の住民で小宮を演じます北香那です。水野監督作は「ノンレムの窓・夏」以来2度目の出演で、こんなにも早くご一緒できたこと、とても嬉しく思っています。今回、私自身も普段の芝居へのアプローチと違った方法で役作りに挑んだので、とても新鮮な気持ちで参加させていただきました。キャストの皆様のさりげない変化球芝居を間近で見ながら圧倒されつつ、とんでもなく面白い作品になりそうな予感に胸を昂らせながら、毎日撮影をしていました。皆様にも、登場人物たちに目を光らせながら、楽しく観ていただけたら幸いです。

坂井真紀(長谷部役)

水野監督は鬼才の持ち主であると、以前一緒にお仕事をさせていただいた時に確信しておりましたが、今回、水野監督が書かれた台本を読ませていただき、監督の頭の中はすごいことになっているぞ! と、その鬼才っぷりを再確認いたしました。台本を読みながら、こんなにも惑わされたのは初めての経験でした。そして、高橋くんはじめ、キャスト、スタッフの皆さんとハラハラドキドキの撮影、楽しかったです。いまは、とにかく早く、観てくださる方々を予測不可能な世界へとお連れしたくてなりません。どうぞお楽しみにしていてください。

袴田吉彦(沼田役)

沼田役を演じさせて頂きました袴田吉彦です。台本を読んでみると面白くもあり不思議な役だなと感じました。昔と違い隣人と接する機会が減った今、ふと何かお隣さんや住居人とのやり取りを思い出すような作品でした。最後まで引きつけられるポイントが散りばめられており、見逃せない展開が続くので、皆さん是非ご覧下さい!!

菊地凛子(寺田役)

水野監督が映画を撮るという情報を聞いて、水野劇団の一員としては、とにかく出演したい! と思いました。 スペシャルドラマ「侵入者たちの晩餐」でご一緒させて頂いて、水野監督の演出の面白さに引き込まれた1人なので、 今回も無事に水野作品に関われて、何より嬉しいです!!

染谷将太(島崎役)

個人的な事なのですが、今まで役者として様々な役を演じさせてもらってきました。しかし今回のような役は初めての経験となりました。これからも二度とないでしょう。何故ならば今までにないミステリー映画だからです。観客を裏切り続ける先が全く読めない展開、ミステリーなのか? ファンタジーなのか? ラブストーリー? 感動もの? それとも……。どうコメントを書いたら正解なのかも悩んでしまう程、未体験な作品です! 細かいところまで目が離せない水野劇場を是非映画館で楽しんで欲しいです!

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