テスラ、新型EVリコール 1万台超、不具合相次ぐ

米テスラの電気自動車(EV)「サイバートラック」=5月、ベルリン(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米電気自動車(EV)大手テスラが昨年11月に投入した新型EV「サイバートラック」をリコールすることが25日、米道路交通安全局(NHTSA)への提出資料で分かった。対象は2024年モデルの1万1千台超に上るという。新型EVを巡っては、今年4月にもリコール対象となるなど不具合が相次いでいる。

 サイバートラックは米国で人気のあるピックアップトラック型のEV。NHTSAによると、リコールは2件で、フロントガラスのワイパーが故障して視界不良になったり、開閉が可能な荷台部分の部品が落下したりする可能性があるという。テスラは部品交換などで対応するとしている。

© 一般社団法人共同通信社