もみくちゃ記者会見から四半世紀…6月26日は広末涼子の「早稲田大学初登校記念日」だ

あの日から四半世紀…(C)日刊ゲンダイ

本日6月26日は、女優の広末涼子(43)にとって記念すべき(?)日だ。25年前のこの日、本人が早稲田大学に「初登校」したのだ。

広末が早稲田に合格したのは1998年11月のこと。入学したのは教育学部国語国文学科だ。出願方式が自己推薦だったため受験シーズン前に進学先が決まっていた広末は、入学直後に学生証を取りに来るなどしたものの授業にはなかなか現れず、初登校が99年6月26日にずれ込んだ。ラジオ番組で登校宣言をしていたこともあり、同日は早大生とマスコミが正門前に集結。黒山の人だかりとなったのだった。

英語の授業を終えた広末は、将棋倒し寸前まで人が集まった正門のゲートレール付近で囲み会見に応じた。初登校の感想を聞かると、「大変になっちゃって、すみません」と笑顔で反応。「授業に出られて、すごくうれしかったです」と、記者団に答えるなどした。会見中には「押さないでください!」といった怒号が飛ぶなどしたほか、広末がもみくちゃにされそうになる瞬間もあるなど、大混乱の様相を呈していた。

また、今後の出席については「後期はちゃんと出るようにするんで」と自信を見せる一幕もあったほか、「早稲田大学を選んで良かったですか?」との質問には、「良かったと思います。これから楽しみです」とほほえんだ。だが、その後、広末の足はキャンパスから遠ざかり、4年後の2003年10月には「女優業に専念したい」との理由で中退という結末を迎えたのだった。

そして、広末入学後25年の前日となる2024年6月25日、早稲田大学正門前に行ってみた。辺りを見渡すと、人だかりが集結した正門前の歩道を敷き詰めていた真っ赤なレンガはほぼ真っ白に色あせていたほか、当時は階段だったゲートレール付近はスロープに変更されており、緩やかな傾斜の向こうには早稲田の創始者・大隈重信の像が。

さかのぼること1年前となる2023年6月……広末はやはり騒動の中にいた。フレンチシェフ鳥羽周作氏との不倫報道だ。スクープした「週刊文春」の記事には、広末が鳥羽氏に送ったラブレターの文面の中に「きもちくしてくれて」といった、読む側の顔から火が出そうなフレーズが連発されていたことが明らかになったが、これに対しては、《気持ち良いのはご自由にと思うけどこの書き方は引く 一応早稲田だよな》と、本人をイジる声がSNSに溢れた。

不倫報道では記者団にもみくちゃにされることはなかったものの、メディアスクラムの真っただ中にいた広末は、騒動が一段落した今年の「初登校記念日」をどのような気持ちで迎えているのだろうか。

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