リアム・ギャラガー、オアシス再結成公演の会場が予約済みなのを知らなかった!?

リアム・ギャラガー(51)は、疎遠の兄ノエル(57)とのオアシス再結成公演のためにウェンブリー・スタジアムが予約されていたことを知らなかったという。

先週末ザ・ミラー紙は、イギリスの同会場が今年7月に大規模なカムバック・コンサート3公演のために予約されていたと報じていたが、交渉は決裂したとされている。

ある関係者は同紙にこう語っている。「今まで、リアムとノエルがどれだけ実現に近づいていたのか、誰も知りませんでした」「ウェンブリーを予約するほど実現には近づいておらず、その計画がまたしても崩れ、彼らのチームは大きな衝撃を受けています」「しかし、彼らがあそこまで辿り着いたという事実は、両者に意志があるということを示しています。『もし』ではなく『いつ』公演をやるのか、となることが期待されています」

2009年のパリ公演のバックステージで喧嘩が勃発して以来、ギタリスト兼作曲を担当していた兄のノエルと不仲になっているリアムは、同スタジアムが予約されていたことを初めて聞いたと明かし、ファンからの質問にXでこう答えていた。「誰も教えてくれなかったけど、もしかしたら(彼らは)クイーンのあの男(アダム・ランバート)みたいな新しいシンガーを起用するのかもしれないね」

オアシスの再結成をめぐり、ノエルが「まだ乗り気ではない」と話すリアムは、最近のカーディフでのライブで、かつてノエルが歌っていたB面曲『ハーフ・ザ・ワールド・アウェイ』を「次の曲を、まだ難色を示している兄に捧げるよ」と言って披露していた。

昨年10月、リアムはノエルに、イギリスとアイルランドを回る「ディフィニトリー・メイビー」ツアーへの参加を打診したものの断られたそうで、「奴は頼まれたけど、拒否しているよ」とXで明かしていた。

そんなオアシスが、デビューアルバム発売30周年を記念した『ディフィニトリー・メイビー』デラックス盤をリリースする。1994年のアルバム『オアシス(原題:ディフィニトリー・メイビー)』の発売日である8月30日にリリースされる新しいフォーマットでは、モノウ・ヴァレー・スタジオでのオリジナルのレコーディングセッションでアルバム入りしなかった楽曲や、コーンウォールのソーミルズ・スタジオで録音されたアウトテイクが、ノエルとカラム・マリーニョによって新たにリミックスされている。

© BANG Media International