レアル・マドリードのキャプテンが4季連続で退団…来季はナチョからモドリッチへ

レアル・マドリードは25日、スペイン代表DFナチョ・フェルナンデス(34)の退団を発表した。

レアル・マドリードの下部組織からトップチームに昇格したナチョは、同クラブに通算で23年間在籍。3つのメジャータイトルを獲得した2023-24シーズンは、キャプテンとしてチームを牽引した。

元フランス代表FWカリム・ベンゼマの移籍によりキャプテンに就任したナチョだったが、今回の退団にとって1年でその座を退くことに。前任のベンゼマも、その前の元ブラジル代表DFマルセロもキャプテン就任から1年で退団しており、2021年の元スペン代表DFセルヒオ・ラモス以来、4年連続でキャプテンが退団することになった。

■歴代キャプテン
2015〜2021年 セルヒオ・ラモス
2021〜2022年 マルセロ
2022〜2023年 カリム・ベンゼマ
2023〜2024年 ナチョ・フェルナンデス

レアル・マドリードのキャプテンは在籍年数によって決まるため、2012年から同クラブに在籍し、残留が濃厚となっているクロアチア代表MFルカ・モドリッチが次期キャプテンとなる見込み。第2キャプテンには、同じくスペイン代表DFダニエル・カルバハルが第3キャプテンから繰り上がることになる。

ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールらの台頭以降、徐々に世代交代がはかられている近年のレアル・マドリード。ドイツ代表MFトニ・クロースの引退とナチョの退団により、ジネディーヌ・ジダン前監督の下で成し遂げたチャンピオンズリーグ3連覇メンバーで現在も在籍しているのは、モドリッチ、カルバハル、MFルーカス・バスケスの3選手を残すのみとなっている。

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