ササや短冊「七夕列車」運行 水島臨鉄、倉敷中央高生が装飾

ササやカラフルな短冊で彩られた「七夕列車」

 倉敷市中心部と水島地区を結ぶ水島臨海鉄道は、車内をササや短冊で彩る「七夕列車」の運行を始めた。沿線の高校生と連携した夏の風物詩で、7月7日まで楽しめる。

 倉敷中央高(同市西富井)の生徒が装飾を担当し、荷物棚にササの葉や編み飾り、星をかたどった折り紙などを取り付けた。中づりのスペースには「毎日青春」「大学合格」といった生徒の願いが記されたカラフルな短冊が並ぶ。

 同市の会社員(32)は「若さあふれる願い事ばかり。明るい気持ちになる」と話していた。

 七夕列車の運行時刻は同鉄道ホームページで公開している。倉敷市駅には28日から、乗客が書いた願い事を取り付けるササを設置する。

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