絶滅危惧の「ホッキョクオオカミ」の繁殖に成功 国内の動物園で初めて

栃木県那須町の動物園が、国内で初めて絶滅が危惧されている「ホッキョクオオカミ」の繁殖に成功しました。

【映像】無邪気にじゃれ合うホッキョクオオカミの赤ちゃん

那須町の「那須どうぶつ王国」で産まれたのは、絶滅危惧種「ホッキョクオオカミ」の赤ちゃん2頭です。

王国によりますと、5月16日にオスとメスが1頭ずつ産まれました。2週間後に測定したところ、体長は2匹とも約20cmでしたが、6月22日の測定では体長が倍の40cmほどに育ち、オスが3900g、メスが3000gと順調に成長しています。

日本でホッキョクオオカミを飼育している動物園は2つだけで、繁殖に成功したのは国内初ということです。担当者は「待望の赤ちゃんが誕生しました。母子ともに健康で、順調に育っているのでとてもうれしいです」としています。(ANNニュース)

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