渋野日向子&勝みなみがツアー唯一のダブルス戦へ 畑岡奈紗はコ・ジンヨンとペア

勝みなみと渋野日向子がタッグを組んだ※写真は24年「ファーヒルズ朴セリ選手権」(撮影/桂川洋一)

◇米国女子◇ダウ選手権 事前情報◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6256yd(パー70)

今季メジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」が終わり、2週後には第4戦「アムンディ エビアン選手権」(7月11日~/フランス・エビアンリゾートGC)を控えるタイミングでツアー唯一のダブルス戦が行われる。

2019年の第1回大会からミシガン州ミッドランドCCで開催。2人1組の72チームが、初日と3日目にフォアサム(ペアが1つのボールを交互に打つ)と2日目と最終日にフォアボール(ペアのそれぞれがプレーしてホールごとに良い方のスコアを採用)をプレーする4日間。2日目を終えて33位タイまでが決勝ラウンドに進む。

優勝ペアはそれぞれ2年シード、年間ポイントレース(レース・トゥ・ザCMEグローブ)のポイント400pt、賞金36万6082ドル(約5847万円)を獲得。世界ランキングのポイントは付与対象外の試合となる。

前年優勝ペアのエリザベス・ゾコル(左)とシャイアン・ナイト(Amy Lemus/NurPhoto via Getty Images)

前年大会を制したシャイアン・ナイト&エリザベス・ゾコル、21年大会で優勝したモリヤ・ジュタヌガン&アリヤ・ジュタヌガン姉妹(ともにタイ)ら歴代チャンピオンのペアもエントリー。今季限りでフルタイムでのツアー参戦を終えるレキシー・トンプソンは2年続けてブルック・ヘンダーソン(カナダ)と出場する。

昨年はセリーヌ・ブティエ(フランス)と組んだ笹生優花のみだった日本勢は7人がフィールドに名前を連ねた。前年3位の笹生はブティエとのコンビを継続。畑岡奈紗は元世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)、古江彩佳は世界ランク15位のリン・シユ(中国)とのコンビで挑む。

渋野日向子は勝みなみと“黄金世代”タッグを結成して大会初参戦となる。西郷真央は同じツアールーキーのソン・ユジン(韓国)とのチーム。吉田優利はコンビを組む予定だった稲見萌寧が欠場するため、急きょレティシア・ベック(イスラエル)とプレーすることが決まった。

<主な出場予定ペア>
シャイアン・ナイト&エリザベス・ゾコル、セリーヌ・ブティエ&笹生優花、イン・ルオニン&アタヤ・ティティクル、コ・ジンヨン&畑岡奈紗、リン・シユ&古江彩佳、ブルック・ヘンダーソン&レキシー・トンプソン、エイミー・ヤン&ジェニファー・ソン、ローズ・チャン&アレクサ・パノ、アリヤ・ジュタヌガン&モリヤ・ジュタヌガン、勝みなみ&渋野日向子、西郷真央&ソン・ユジン、吉田優利&レティシア・ベック

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