マスとデジタル横断の国内24メディアの利用実態、月間利用率1位はYouTubeに【オトナル調査】

オトナルは、6月21日、国内24メディアの利用実態を取りまとめた「国内24メディア利用実態レポート」を公開した。

同調査は、同社と朝日新聞が2024年3月に共同で実施した「PODCAST REPORT IN JAPAN 第4回ポッドキャスト国内利用実態調査」のデータを、24種類のメディアの利用状況にフォーカス・再編集し発表したもの。15歳から69歳の男女10,000人を対象にしており、年齢や性別、職業などで利用動向を分析している。

YouTube、LINE、テレビの月間利用率が高い

月間利用率の高いメディアを調べたところ、トップ3はYouTube、LINE、テレビとなった。また、性別ごとのメディア利用動向を比較すると、Instagram、TVer、Netflixの3メディアは男性よりも女性利用比率が際立って高いことがわかった。

マネジメント職にはLinkedIn、学生にはDiscordが人気

次に、職業別のメディア利用実態を見ると、LinkedIn、Facebook、雑誌の利用者はマネジメント職に多い傾向にあることがわかった。一方、学生には、Discord、Pinterest、TikTokなどが多く利用されていることがわかる。

情報感度が高いユーザーにはLinkedIn、ポッドキャスト、Twitch、Threadsの利用率が高い

続いて、情報感度が高い層に注目してメディアの利用動向を見ると、情報感度に関する2つの質問において、「情報感度が高い」と回答したユーザーは、LinkedIn、ポッドキャスト、Twitch、Threadsの4つのメディアがいずれも上位5位に入る結果となった。

高年収ユーザーはFacebook、ポッドキャスト、新聞、Amazon Prime Videoを利用する傾向に

最後に、利用者の年収別にメディア利用動向を調査。その結果、年収1,000万円以上のユーザーの利用比率が高いメディアは、Facebook、ポッドキャスト、新聞、Amazon Prime Videoであることがわかった。

【調査概要】
時期:2023年12月8日(金)~12月9日(土)
方法:インターネット調査
地域:全国
対象:15~69歳の男女、全体調査10,000人(人口構成比に準じてウェイトバック集計を実施)

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