女子プロゴルファーがプロのヘアメイクと“こだわり”ドレス姿で登場! 昨年Vの櫻井心那は「海外セレブっぽく」

左から臼井麗香、阿部未悠、櫻井心那、青木瀬令奈、木村彩子がドレスに身を包み登場(撮影:佐々木啓)

<資生堂 レディスオープン 事前情報◇25日◇戸塚カントリー倶楽部 西コース(神奈川県)◇6697ヤード・パー72>

国内女子ツアー「資生堂 レディスオープン」の前夜祭が行われ、選手たちが思い思いのドレスに身を包んだ。

大会主催者の化粧品メーカー大手の資生堂らしい彩り方で選手が登場。パリ・ニューヨークなどにおけるファッションコレクションのバックステージで活動している『資生堂ヘアメイクアップアーティストチーム』によるヘアメイクサービスが選手に施された。選手たちそれぞれの違った美しさや輝き、魅力があることを表現した“百花、輝く”(ひゃっか、かがやく)”というコンセプトで行われた。

ディフェンディングチャンピオンの櫻井心那は赤い花が散りばめられたリバティ柄のドレスで登場。「資生堂なので赤にして、メイクをヘルシーにしてもらいました。髪型は海外セレブのようにしてもらいすごくお気に入りです」と笑顔でこだわりを教えてくれた。「プロの方にやっていただいて、自分ではこのようにクルクル巻いたりもしないのですごいうれしいです」といつもと違う自分の姿に気分も上がり満足気。

2022年大会覇者の青木瀬令奈は黒ベースに白の花が描かれたドレスで登壇。「グレースコンチネンタルさんのワンピースが好きで、よく前夜祭で着させていただいていて購入しているのですが、もともと宝塚の娘役さんが私服でよく着ているメーカーさんで私も着たいと思ったのがキッカケです。首元にリボンがあったり襟が女性らしいモチーフのものがすごい好きなので。メイクは私がいつもしていることを話してあまりかけ離れ過ぎない感じでしてくれました」とピンクのキラキラしたアイシャドを輝かせ、ワンピースのこだわりポイントを明かしてくれた。

青木と一緒に撮影をした木村彩子は「資生堂さんのヘアメイクに合いそうな服を選びました。あまり私は花柄とか似合わないと思うのでシックで大人っぽいもので、髪型とかで映えたらいいなと思い選びました」と白のタイトなワンピースの上に黒のトラ柄のドレスを重ね着してまとめていた。

シックな黒ドレスを纏う選手が多く見受けられ、そのなかで臼井麗香はオフショルダーにお腹の部分が透けたシースルーのドレスで現れた。「ドレスのポイントはお腹のシースルー! メイクは2色のチークを使っているみたいで、全然顔の立体感が違うのと、いつもはアイメイクのアイラインを控えめにしていましたが、プロの方はしっかりとしてくれました」。お気に入りのドレスと、プロのメイクでより輝きを放った。

鈴木愛は「私は顔がハッキリしているので、あまり濃いメイクが好きではなくて、基本的にはナチュナルなメイクをしているんですけど、濃すぎず自分のハッキリした目元が『パキっと』なるようにメイクさんがしてくれました。自分ではほぼ(髪の毛を)巻かないんですけど、自然な感じでやってもらいました。あまり柄物は着ないですが、きょうは夏っぽくと思って着てみました」と淡めの黒をベースに白と緑、青などの小さい花柄が特徴のドレス姿だった。

ほかにも「涼しそう」をテーマに後藤未有と澁澤莉絵留が白色の服、「夏っぽくブルーに」と水色のワンピースに身を纏う菊地絵理香、「熊です!」と二つのお団子ヘアーに肩がふくらんだパフスリーブの黒ワンピースを着た菅沼菜々、「普段あまりしないかっこいい感じで、最初は白のティシャツだったんですが、たまたま入ったお店で見つけたシャツでいい重ね着ができました」と白のラメ入りのシアーシャツに普段着ない黒色のジェケットを選んだ山内日菜子、「夏らしくちょっと腕を出してみました(笑)」と照れて笑う蛭田みな美は大きめのフリル襟がついたワンピース姿で登場した。

本戦は27日からの4日間、神奈川県の戸塚カントリー倶楽部で行われる。賞金総額は1億2000万円で、優勝者には2160万円が贈られる。(文・高木彩音)

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