![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1178483239533150917/origin_1.jpg)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1178483284820983960/origin_1.jpg)
【日出】日出町で25日、白いスイートコーン「白雪姫」の収穫が始まった。果物のような甘さが特長。栽培面積は年々増えており、生産者は「町の特産品になってほしい」と願う。作業は8月中旬まで続く。
町内藤原の田中隆幸さん(71)は午前4時過ぎ、自宅近くの広さ35アールの畑へ向かった。一本一本、丁寧にもぎ取り、妻の美紀さん(65)と一緒に袋詰めにした。
「春の気温が低く成長が遅れて心配したが、おいしく実ってくれた」と田中さん夫婦。
「白いとうもろこし白雪姫生産組合」によると、糖度が20度ほどあり、生でも食べられる。今季は19人、1法人が計約200アールで栽培。面積は6年前に比べて約10倍になったという。
安部敏彦会長(70)は「若い生産者が参入し、収量が増えればと思っている。知名度は高まっており、多くの人に味わってもらいたい」と話した。
JAべっぷ日出の農産物直売所「旬の館」の日出店と石垣店(別府市石垣東)で販売する。
町内では赤いトウモロコシ「赤ずきんちゃん」も18アールで育てている。