伊達朱里紗が接戦制して卓内トップ「1節1節を大切に」/麻雀・女流桜花Aリーグ

日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第3節D卓が6月24日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」KONAMI麻雀格闘倶楽部でも活躍する伊達朱里紗が接戦を制して、卓内トップを取った。

【映像】日本プロ麻雀連盟のプロも数多く参加する「Mリーグ」

同じくMリーグ、EX風林火山・二階堂亜樹も同卓したが、伊達は安定感抜群の打ち回し。1回戦は小さな沈みの3着でスタートすると、2回戦は6万点オーバーの特大トップ。3回戦は小さな浮きの2着、4回戦は小さな沈みの3着で終えると、この日3勝をあげた廣岡璃奈をトータルで上回るという珍しい卓内トップになった。試合後は「まだ折り返しなので1節1節を大切にしていきます」と、先を見据えて冷静だった。

【試合結果】

1位 伊達朱里紗 +27.0
2位 廣岡璃奈 +22.8
3位 内田美乃里 ▲2.6
4位 二階堂亜樹 ▲47.2

◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位16人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。

◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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