福井県に宿泊で特産品 7月12日まで、民宿に手厚く支援

福井県は県内に宿泊すると抽選で、越前焼や越前漆器、越前そばなど県の特産品が当たる「ふくいdeお得プレゼントキャンペーン」を7月12日まで実施している。対象は県内のホテルや旅館、民宿など310施設。平日限定だが、能登半島地震の影響で宿泊客の落ち込みが大きかった213の民宿は、支援を手厚くするため土日も対象としている。

宿泊客はチェックイン時に圧着式の抽選カードが渡され、カードをめくるとその場で結果が分かる。特賞のほか1~5等まであり、商品は約18万人分。特賞(500人)は、福井県のデジタル地域通貨「ふくいはぴコイン」1万円分。1等(1千人)は、せいこがに甲羅盛、越前焼などから一つ、2等(2千人)は、 越前そば、羽二重餅などから一つなど。民宿では、はずれでも粗品をもらえる。

福井県は民宿支援を手厚くしたことについて「3月に延伸開業した北陸新幹線の駅から離れて立地している民宿も多く、新幹線開業効果を県内全域に波及させることも目的」としている。

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