やす子「本当に生きるために必死だった」 初めて語る過去と今後の夢とは

やす子が『人生が変わる1分間の深イイ話 復活2時間SP』にVTR出演。過去と夢を初告白した。

この日は、『有名人の家族は本当に幸せなのか?』と題したテーマで、超売れっ子芸人のやす子に番組が初密着。そんな中、「漫画家さんになりたくて、憧れてましたね」と思いを明かしたやす子は最近、雑誌『JUNON』に身の回りで実際に起こったエピソードを元に描いた漫画を連載中で、その中には『やす子の死ぬまでにしたい10のこと』というタイトルも。

その1つ目の夢が“大型犬を飼う”。犬が好きで、「“ステップ”と“ワゴン”っていう犬飼ってました2匹」と思い返すと、母がつけたという独特なネーミングにスタジオ大笑い。そして、もう1度犬と暮らしたいという気持ちは強いものの、「犬を飼うと、“一生独身だよ”って言われてるんでね。ちょっとまだ飼えないですね」と本音も告白。

他にも、“大学に行く”、“ずっと芸人でいたい”などの夢が続く中、“35歳までには”とリミットを決めた“子ども食堂を作る”という夢が。それに対しやす子は、「これはちょっとちゃんとやりたいなと思ってるので、“必ずやるように”という意味で年齢を定めてますね」と説明。

2歳の時に両親が離婚し、必ずしも裕福といえない暮らしだったやす子。「“友達に家庭環境が悪かったことを悟られたくないな”って思って明るく振る舞ってたような気がしますね」と打ち明けたやす子だが、中学生時代には、“早く家に帰ってご飯が食べたい”と話す友達に、“家に帰ったら絶対ご飯がみんなあるなんて思わんでね”と思いを伝えたこともあったという。

実は高校を卒業後、自衛隊に入ったのもお金のためだったといい、「“住むところがあるところに暮らそう”って思って、衣食住がそろってるのが、(地元)山口県はパチンコ屋さんと自衛隊しかなくて」と選択した理由を告白し、「受かった時は、“これでようやく好きなもの食べられるかな”って安心したのを覚えてますね」と当時の思いを明かした。

自衛隊員として2年間働き、新たな仕事を探すために上京。そして、友人に誘われるがまま芸人の道に進むと、1年半で大ブレイク。「目標が“アンパンマンみたいになりたいな”って思って。“やす子を見てたら、元気になるな”っていう存在になれたらいいなってことで。子どもたちとかが笑ってくれるとうれしいなって思います。はい〜」と笑顔を見せたやす子。

そして、子どもたちが笑顔でいられるように、“子ども食堂を作る”という夢を掲げたやす子は、「母子家庭でなかなか厳しい時もあって、“これ食べたいのにな”とか、“おなかいっぱい食べたいな”って思ってた時があって」と振り返り、そんな時に“子ども食堂”にお世話になったことを回顧。「今、子どもたちとかで“おなか減ってるな”とか、“いっぱい食べたいな”って子たちとかに、“いっぱい食べさせたいな”っていうのはありますね」と熱い思いを明かすと、スタジオからは感嘆の声が上がった。

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