「大谷自販機」故郷に第1号 伊藤園、奥州市役所設置

伊藤園が奥州市役所本庁舎に設置した大谷選手のラッピング自販機

 大手飲料メーカーの伊藤園(本社東京都渋谷区、本庄大介代表取締役社長)は25日、奥州市出身で米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手をデザインに起用したラッピング自動販売機の第1号を同市水沢の市役所本庁舎に設置した。

 大谷選手が4月に同社とグローバル契約を結び、「お~いお茶グローバルアンバサダー」に就任したことで実現。同社からの依頼を市が快諾し、全国に先駆けてラッピング自販機の設置が決まった。

 自販機は高さ1・8メートル。茶畑をバックに同社製品を持つ白いTシャツ姿の大谷選手の写真が側面にプリントされている。

 同社によると、7月には市文化会館(Zホール)と市総合体育館(Zアリーナ)に1台ずつラッピング自販機を設置。その後、全国に順次設置する計画という。

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