男子110メートル障害・石川周平、パリへ挑む 陸上日本選手権

石川周平

 陸上のパリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権は、27~30日に新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われる。本県関係選手は男女11人がエントリー。男子110メートル障害の石川周平(富士通、花巻北高-筑波大)が初の五輪出場を目指す。

 前回4位で29歳の石川は、参加標準記録(13秒27)を突破し、2位以内に入ることがパリ切符獲得の条件となる。既に日本記録保持者の泉谷駿介(住友電工)が代表に決まっており、残る出場枠は二つ。泉谷とともに日本記録(13秒04)を持つ村竹ラシッド(JAL)ら強敵がそろうが、自己記録(13秒36)を更新し、勝負強さを見せたい。

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