好投手の投げ合いはスクーバルに軍配 7回3安打無失点で9勝目

【フィリーズ1-4タイガース】@コメリカ・パーク

日本時間6月26日、コメリカ・パークで行われたフィリーズ対タイガースの一戦でサイ・ヤング賞候補の好投手同士の投げ合いが実現した。レンジャー・スアレスとタリック・スクーバルの投げ合いは7回3安打無失点の好投を見せたスクーバルに軍配。試合はタイガースが4対1で勝利し、3連戦の対戦成績は2戦目を終えて1勝1敗となった。好投したスクーバルは9勝目(3敗、防御率2.32)をマーク。スアレスは6回9安打4失点で2敗目(10勝、防御率2.01)を喫した。

好投手同士の投げ合いとなった一戦は5回表を終えて両軍無得点。しかし、5回裏にタイガース打線がスアレスを捕らえた。先頭からの3連打で無死満塁とすると、マット・ビアーリングの内野ゴロの間にまず1点を先制。一死2・3塁となってアンディ・イバニェスが2点タイムリーを放ち、3対0とリードを広げた。二死後、ライリー・グリーンにタイムリー三塁打が飛び出し、この回一挙4得点。スアレスは6回88球を投げて被安打9、奪三振4、無四球、失点4という内容でマウンドを降りた。

4点の援護をもらったスクーバルは直後の6回表を三者凡退に抑えると、7回表も三者凡退。フィリーズの強力打線を相手に7回91球を投げ、被安打3、奪三振7、与四球1、無失点という堂々たるピッチングを披露した。タイガースは8回表を2番手のシェルビー・ミラーが三者凡退に抑え、9回表に3番手のジェイソン・フォーリーがブライス・ハーパーに20号ソロを浴びて1点を失ったものの、後続3人を抑えて試合終了。スクーバルは防御率を2.50から2.32へ向上させ、リーグ2位に浮上している。

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