“ほぼ全裸”ポスター制作した男性候補者「逮捕されるかも」 ネット討論会で嘆き「選挙に表現の自由があったんじゃ…」

“ほぼ全裸”の女性ポスターを作成した候補者(画像は公式Xより)

東京都知事選挙(7月7日投開票)のポスター掲示板に“ほぼ全裸”の女性のポスターが掲出され、SNSを中心に物議を醸している問題で、ポスターを作成した候補者の男性が24日、候補者たちによるネット討論会に出席した。

「東京ビジョンを描こう」と題したプレゼンで、男性候補者は「先日ですね、私、ヌードポスターを東京中に貼ってしまいまして警察から警告をくらってしまいました」と説明。「選挙が終わった後、私は逮捕されるかもしれません」とこぼした。

一方で「電車の中吊り広告はエッチなお姉ちゃんがたくさん写っています」としたほか、他の候補者は過去に同様のポスターを掲示していたと指摘し「なのに私だけなぜ逮捕されてしまうのでしょうか。おかしい。選挙に表現の自由があったんじゃなかったんですか?ないんですか?中吊り広告があんなにあるのに…」と言いかけたところで司会者から持ち時間が終了したことが告げられた。

同ポスターをめぐっては、レースクイーンなどで活動する桜井MIUが20日、Xにスーツ姿でポスターを貼る動画を投稿。ポスターは局部を隠し、ほぼ全裸となった桜井の姿が写っており「表現の自由への規制はやめろ。モザイク解禁」と記されていた。その後SNSを中心に騒動となり、批判の声が相次いだ。ポスターを作成した候補者の男性は21日、警視庁から警告を受けたことを自身のXで明かし、ポスターをはがすと伝えた。また、桜井はこの騒動を受けイメージガールを降板。23日には謝罪のコメントを出していた。

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