プロロードレーサー西尾勇人選手、茨城県土浦市に移住

自転車のまち・茨城県土浦市に、セブンイレブンロードバイクフィリピン(711RBP)所属のプロロードレーサー、西尾勇人選手が2024年5月下旬に移住しました。これに伴い、7月中に安藤真理子土浦市長への表敬訪問が予定されており、7月20日にはりんりんポート土浦で開催されるイベントに出演することが決定しました。

西尾勇人選手は1994年1月9日生まれの北海道出身で、171cm、59kgのオールラウンダーです。中学時代に競技スキーのオフトレとして始めたMTBから自転車競技に転向し、高校時代には弟とともに自転車競技部を立ち上げました。順天堂大学自転車競技部を経て、那須ブラーゼン、さいたま那須サンブレイブといったチームでプロとして活躍。2024年からはセブンイレブンロードバイクフィリピンに所属しています。

今回の移住により、西尾選手は競技生活を続けながら、元パラリンピックタンデムパイロットで銀メダリストの大木卓也氏が経営するインソール企画開発販売会社「IRERUDAKE株式会社(茨城県笠間市)」での勤務も行います。

7月20日に開催される「第1回りんりんポート土浦サイクルフェス」では、ロードバイクの試乗会やスポーツ関係商品の試着・販売が行われます。スペシャル企画として、土浦市に移住した西尾勇人選手と金子大介選手との交流ができるカフェライドも同時開催されます。このカフェライドは初心者でも参加可能で、旧筑波鉄道コースを案内する予定です。

このサイクルフェスは、土浦市のりんりんポート土浦で初開催となり、ロードバイクの試乗やスポーツ関係商品の試着・販売のほか、キッチンカーの出店や酸素カプセルの体験会なども行われます。

西尾選手の今後の取り組みとしては、ナショナルサイクルルートにも選定されている「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を拠点にした競技練習や、茨城県内のサイクリングルートを活用した練習、地域情報の発信などが予定されています。また、自治体や企業と連携したサイクリングイベントの企画や、自転車教室、商品開発、観光情報の発信による地域振興にも取り組む予定です。

第1回りんりんポート土浦サイクルフェス(最終更新:6/19) – RIDE ON IBARAKI

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