「一歩を踏み出せなかった」勝てば突破も敗退…悔しさ語るストイコビッチ監督、選手を称えサポーターに感謝「素晴らしい声援だった」

あと一歩勝利が遠かったストイコビッチ監督[写真:Getty Images]

セルビア代表のドラガン・ストイコビッチ監督が、デンマーク代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。
【動画】勝てば突破のセルビアはデンマークとドロー

25日、ユーロ2024グループC最終節でセルビアはデンマークと対戦。勝利すれば2位通過の可能性があった中、試合はセルビアが押し込む展開となる。

積極的にデンマークゴールに迫り、試合の最終盤までデンマークゴールを脅かしたが、フィニッシュの精度を欠きゴールレスドロー。勝ち点2で最下位に終わり、グループステージ敗退が決まった。

セルビアとして初めて出場したユーロでは勝利がないまま敗退。ストイコビッチ監督は、試合後に足りなかったとコメント。ただ、選手たちを誇りに思うと称えた。

「我々は足りなかった一歩を踏み出せなかったことに失望している。試合は互角で、我々はチャンスとゴールを狙っていたが、残念ながら成功しなかった」

「私は選手たちを誇りに思う。セルビアは、非常に拮抗したグループの中で、良い結果を残せた」

また、ドイツに駆けつけてくれたセルビアファンについても語り、サポートに感謝を示した。

「セルビアのファンはこのチームを誇りに思うべきだ。我々は最後の瞬間まで戦った。3試合全てで我々を素晴らしい声援でサポートしてくれたサポーターに感謝する」

© 株式会社シーソーゲーム