パリ五輪のバックアップメンバーはどうなる? U-23日本代表指揮官が明かす「帯同は難しい」

U-23日本代表の大岩剛監督が6月25日に取材に応じ、パリ五輪のバックアップメンバーについて語った。

パリ五輪は、登録メンバー18名に4名のバックアップメンバーを加えることができる。すでに本大会行きメンバーが決定しているなでしこジャパンでは、その4人全員が全日程に帯同すると発表されている。

しかし大岩監督は、男子のU-23日本代表では、バックアップメンバーの現地での帯同は現状、難しいとの考えを示した。18人の中でアクシデントが起こり、入れ替えが必要な場合は、選手を現地まで呼び寄せる形になるという。

「帯同は難しいと考えています。Jリーグはシーズン中ですし、海外のチームも動き出すタイミングなので」

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また7月18日に現地フランスで行なわれる国際親善試合・U-23フランス代表戦にもバックアップメンバーを連れていくのは難しいとし、「選手側のモチベーションもあるので、しっかりとそういうところも把握したうえで、あとは当然、所属チームの理解を一番に得られないといけないので」と語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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