めざせ甲子園2024・夏に懸ける46チーム② 長崎大会

※メンバー表は左から守備位置、氏名、学年、出身中(◎は主将、登録選手は変更の可能性があります)

■長崎工 波佐見戦に全力注ぐ

 昨夏は3回戦まで進み、海星をあと一歩(延長十一回6-7)まで追い詰めた。今季は目立った成績を残せていないため、まずは波佐見との初戦に全力を注ぐ。エースは直球に威力がある上野。山代、水田、冨永らタイプの違う投手が控える。強肩の捕手米田、主将の一塁竹山、遊撃五島らが守りの要。打線は長打力がある濱口、冨永らが中心となる。

 部長 山田 康晃
 監督 手束 昭仁
 投手 上野 海音 3 福 田
 捕手 米田 健心 3 西 部
◎一塁 竹山  慶 3 長・琴海
 二塁 木下  航 2 戸 町
 三塁 冨永 快利 3 長・琴海
 遊撃 五島優一郎 3 東長崎
 左翼 濱口 迅矢 2 野母崎
 中堅 田中 優樹 3 大瀬戸
 右翼 大坊 乙太 3 横 尾
 控え 田代 斐俊 3  淵 
  〃  平野  剰 3 東長崎
  〃  里  恭輝 3  〃 
  〃  浦口 琉清 3 小江原
  〃  山口 由真 3 大瀬戸
  〃  山口 颯大 3 小 島
  〃  前山 友佑 3  淵 
  〃  島村 唯人 3  〃 
  〃  水田 太馳 3 西浦上
  〃  中田 陽斗 3 東長崎
  〃  山代 准也 3 雞 知

■九州文化学園 自信を力に変え勝負

大会屈指の好打者、九州文化学園の水口=長崎市、県営ビッグNスタジアム

 昨秋からの県大会は8強、8強、4強。初優勝に向けて、自信を力に変えていきたい。投手はコーナーへ出し入れできる右横手の馬場、本格派の江頭に加えて、ナックルを投げる福田らが控える。いずれもストライク先行を心がける。守備は松尾、松添の二遊間を軸に安定。攻撃は足を絡めながら、パンチ力のある徳永、水口らへ好機でつなげるか。

 部長 山田 大晃
 監督 香田 勲男
 投手 馬場 航大 3 山 澄
 捕手 水口 瑠晟 3 東原庠舎
 一塁 小松 千春 3 御 陵
 二塁 松尾 悠真 3 中 里
 三塁 江頭 勇武 3 愛 宕
◎遊撃 松添 惺雅 3 佐 々
 左翼 徳永 晃樹 3 福 石
 中堅 酒見 貫太 2 早 岐
 右翼 山浦 瑠徒 3 学業院
 控え 浦田 銀次 3 小佐々
  〃  川内 隼斗 2 山 代
  〃  福田 臣人 3 大 野
  〃  森山 晴道 2 愛 宕
  〃  野邊田海晴 2 武雄北
  〃  大江 斗亜 2 金 武
  〃  藤島 大鐘 3 原中央
  〃  末永 颯人 2 相 浦
  〃  山田 陸琥 2 大野東
  〃  石部 星弥 2 国 見
  〃  平野 真琉 3 小佐々

■長崎西 投手陣の出来がカギ

 今季は与四球や守備の乱れで失点を重ねてきた。打力、走力があるだけに、芦澤郁、川添ら投手陣がチーム浮沈のカギを握る。攻撃は俊足で打力がある1番瀧口の出塁率がポイント。好機に強い吉田、柊元らは調子を上げており、冬場にけがで苦しんだ4番津田は頼れる存在だ。熊、石川ら楽しみな1年生の入部で、チーム内の競争意識が上がっている。

 部長 竹村 和真
 監督 宗田 将平
 投手 芦澤 郁哉 3 東長崎
 捕手 橋本 柊志 3  〃 
 一塁 竹市 大晟 2 長与二
 二塁 柊元 颯人 3 福 田
 三塁 津田 弦太 3 奈良尾
 遊撃 吉田  椋 3 長 与
 左翼 石原  徹 3 西浦上
 中堅 瀧口 維摩 3  淵 
 右翼 濵口  元 3 三 重
◎控え 川添 男丸 3  淵 
  〃  芦澤 俊哉 3 東長崎
  〃  上迫 幹士 2 諫高付
  〃  片岡 眞己 2  淵 
  〃  河原 歩夢 2 山 里
  〃  小坂颯太郎 2 長大付
  〃  中村 拓翔 2 岩 屋
  〃  山本 健司 2 長 与
  〃  住永 空大 2 喜々津
  〃  熊  寛生 1 東長崎
  〃  石川 瑛空 1 鳴 北

■諫早 継投で試合をつくる

 初戦の相手は伝統校の長崎商。勝ち上がっても強豪がひしめく厳しいパートに入ったが、ぶれずに一戦必勝で本番に挑む。チームの精神的柱でもある主将の山下、低めに制球して打たせて取る田中の継投で試合をつくる。打線は盗塁やエンドランなどの機動力を絡めて勝負。得点源の村松、好機に強い嶋藤の前に走者をためておきたい。

 部長 松永 卓也
 監督 大小瀬格二
◎投手 山下 颯太 3 西諫早
 捕手 那須川琉生 1  〃 
 一塁 嶋藤 健晴 3 明 峰
 二塁 下釜 健豊 3 飯 盛
 三塁 荒木 雄剛 3 真 城
 遊撃 花浦 碓海 3 海 星
 左翼 岩下 虎哲 3 北諫早
 中堅 村松 佳典 3 小長井
 右翼 小野 修治 3 小 野
 控え 田中 大雅 2 明 峰
  〃  橋本 尊徳 3 諫 早
  〃  井手 雄大 3 喜々津
  〃  藤山 悠希 3 小 野
  〃  藤田 悠洋 2 真 城
  〃  吉岡多友也 2 諫 早
  〃  川元 佳久 1 西大村
  〃  松尾  広 2 小 浜
  〃  谷口 颯海 1 諫高付
  〃  城代晃志郎 1 千々石
  〃  中野 大輔 1 北諫早

■佐世保南 出塁率高い上位打線

 昨秋の県大会は3回戦まで進んだ。強気の投球ができる中山がエース格。右打者の懐を攻める長増、急成長してきた富岡らを含めて、投手力は上がってきた。継投のタイミングとバックの守備力がポイントか。打線は上位に中山、江上ら出塁率が高い選手を起用。少ない安打でも得点できるような攻撃を目指している。

 部長 中島 詠太
 監督 後藤  修
◎投手 中山 大輔 3 日 宇
 捕手 丸田 昂輝 2 広 田
 一塁 長増 義人 3 早 岐
 二塁 小濵 琉成 3 日 宇
 三塁 白石 大作 2 福 石
 遊撃 萬屋 佑隆 2 崎 辺
 左翼 川口 瑛久 2 広 田
 中堅 江上 耀亮 2 早 岐
 右翼 久保 吉輝 2  〃 
 控え 渕上 泰希 3 山 澄
  〃  富岡 桃崇 2 日 野
  〃  岸田 篤樹 1 日 宇
  〃  中村  快 1 広 田
  〃  原﨑偉瑠海 1 祇 園
  〃  井手 希夢 1 東 明
  〃  池田 賢世 1 山 澄
  〃  杉山 悠仁 1 崎 辺

■壱岐商 単独出場で初勝利を

 春の県大会までは他校との合同チームで臨んでいたが、1年生8人の加入で単独出場が可能となった。“今季初勝利”を懸けて、西陵との1回戦に臨む。エース長岡は伸びのある直球にチェンジアップを巧みに織り交ぜる。攻守の柱となるのは主将の遊撃篠﨑。内野の守備にやや不安があるため、打線が犠打を絡めながらの1点を積み重ねてカバーしたい。

 部長 川瀬 康裕
 監督 茂田 雄也
 投手 長岡 拓実 3 勝 本
 捕手 富永 舷瀧 3  〃 
 一塁 小澤 和馬 1 芦 辺
 二塁 大島勇歩希 1 郷ノ浦
 三塁 長戸虎若丸 2  〃 
◎遊撃 篠﨑 颯真 3 芦 辺
 左翼 豊坂 将平 3 勝 本
 中堅 長門 力輝 3 郷ノ浦
 右翼 斎藤 楓牙 1 芦 辺
 控え 山口 創士 1  〃 
  〃  米倉 清正 1  〃 

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