米国務長官、モルディブ外相に関係強化意向示す 中国念頭に

[ワシントン 25日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は25日、インド洋の島国モルディブのザミール外相とワシントンで会談し、両国のパートナーシップを深化させ、自由で開かれたインド太平洋地域の確保と気候変動への対応で協力したいとの意向を伝えた。

モルディブのムイズ大統領は対外関係の軸足をインドから中国に移している。

同地域での影響力拡大を図る中国に対抗するため、米国は2023年にモルディブの首都マレに大使館を開設した。

ザミール外相は米国との「非常に有益な関係」に期待していると述べ、今後も協力していく方針を示した。

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