【茨城県のお土産・納豆食べ比べ!】モーツァルトを聴きながら発酵した納豆から道の駅で作る黒豆納豆まで

茨城県といえば、水戸納豆が有名ですよね。お土産に納豆を買う人も多いと思います。ただ、あまりに種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない、できればちょっと話のネタになりそうなものがいい、という人は要チェック! 茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense(イバラキセンス)」で人気商品・スタッフさんのおすすめなど4種を食べ比べしてみました。

茨城県のアンテナショップは納豆パラダイス!

銀座にある茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense(イバラキセンス)」には、名物の干しいもはもちろん、お菓子や地酒など茨城のお土産が勢揃い。その店内で今回注目するのはこちら!

納豆コーナーです! 茨城といえば水戸納豆。イバラキセンスには、約40種の納豆が並んでいます。わらに入ったものや、製法にこだわったもの、変わり種など東京のスーパーでは見たことがない商品ばかり。納豆好きの筆者としては、胸が高鳴ります。

だるま納豆 わら納豆1本束 タレ・辛子付き|だるま食品 270円(税込)

こちらは、茨城ではお馴染みのだるま納豆。茨城おみやげ大賞を受賞したこともある人気商品です。筆者も以前いただいたことがありますが、納豆をひきたてるわらの香りがたまりません。

茨城パンダ納豆 わらつと|菊水食品 378円(税込)

可愛いパンダのパッケージで思わず手に取ってしまったのは、納豆なのに納豆臭くない「茨城パンダ納豆 わらつと」。なぜパンダ? もしかしてパンダがいる動物園があるの? と思ったのですが、「日立市かみね動物園」へのジャイアントパンダ誘致事業を受けて、パンダ招へい応援のために作ったものだそう。

こんな感じで、素材も製法もさまざまある茨城県の納豆ですが、今回は人気商品やスタッフさんのおすすめを中心に、話のネタになりそうなものを選んで実食してみたいと思います。

今回食べ比べるのはこの4種類!

今回食べ比べするのはこの4つ!

丸真食品「舟納豆」各210円(税込)、「そばの実入り舟納豆」231円(税込)

水戸天狗納豆「丸カップ入り納豆 2個入り」281円(税込)

道の駅しもつま「くろまめの塩切納豆」303円(税込)

ふれあい下妻「福よ来い キムチ納豆」320円(税込)

なぜこの4つを選んだのか、その理由も紹介しながら実食ルポしていきますよ〜。

丸真食品「舟納豆」【モーツァルトを聴いて発酵した人気商品】

舟納豆|丸真食品 210円(税込)※賞味期限 7日(筆者購入時)

まず最初はこちら。久慈川の渡し舟にヒントを得て作られた、舟型の容器が特徴の「舟納豆」です。今回は、プレーンとそばの実入りの2種を選んでみました。

舟の形をした経木(木材を紙のように薄く削った包装材)は、よくある四角い発泡スチロールの容器よりも混ぜやすくて便利! 経木には水分を調整する働きがあるので、水分が多いときには吸湿して素材本来のおいしさを保ってくれます。

そしてなんと発酵を促進するため、すべての納豆にモーツァルトのクラシック音楽を聴かせているのだとか。「納豆菌がクラシック音楽を聴くことで発酵が促進され、美味しい納豆ができます」と公式サイトには書かれていました。

今回は定番の小ネギをトッピング。経木の香りが爽やかで、タレは甘さひかえめ。バランスがよく食べやすい味わいの納豆でした。そばの実入りの方は、噛み締めるとプチっとするような食感が楽しいです。

水戸天狗納豆「丸カップ入り納豆(2個入り)」【茨城県職員さんおすすめ】

丸カップ入り納豆(2個入り)|水戸天狗納豆 281円(税込)※賞味期限 7日(筆者購入時)

明治22年創業、100年以上続く老舗の水戸天狗納豆。こちらは茨城県職員さんのおすすめです。

開封してびっくり。混ぜる前から粘りがすごい!

少し混ぜただけでトロットロに粘る、この強い粘りに魅了されました。豆がふっくら柔らかく、小粒だけれどちゃんと存在感があります。タレは濃いめで辛子がピリリ。時代を超えて引き継がれる水戸納豆元祖の味に、完全にノックアウトされました。

そのまま食べても、ネギなどの薬味を混ぜても、ご飯の上にかけてもOK。どんな食べ方でもおいしい万能納豆でした。

道の駅しもつま「くろまめの塩切納豆」【アンテナショップスタッフさんおすすめ】

くろまめの塩切納豆|道の駅しもつま 303円(税込)※賞味期限 13日(筆者購入時)

納豆コーナーには複数の黒豆を使った納豆が並んでいたのですが、アンテナショップのスタッフさん激推しの一品がこちら。なんと道の駅で作られているという、「くろまめの塩切納豆」。

豆がツヤツヤ! 見ただけでふっくらしていることが伝わってきます。道の駅しもつまで作っている「福よ来い納豆」シリーズの1つで、大豆の代わりに大きな黒豆を使用。おすすめしてくれたスタッフさん曰く、「塩味がついているので、ワサビをのせていただくのがおすすめです。醤油はかけないでください」とのこと。

アドバイスの通りワサビのっけでいただきます! 塩切された黒豆は、ふっくら芳醇で風味豊か。ワサビと相性抜群です。塩麹のように丸みのある塩味が、黒豆と完全に1つになっていて、とても上品。ちょっとおもてなし感がある納豆です。

個人的には、普通の納豆の延長線上にあるものというより、別物に感じました。ご飯にかけるよりもおつまみとしてお酒などと一緒にいただくのがおすすめです。気分や好みに合わせてチョイスしてください。

ふれあい下妻「福よ来い キムチ納豆」【ライターの気になる一品】

福よ来い キムチ納豆|ふれあい下妻 320円(税込)※賞味期限 9日(筆者購入時)

最後はキムチ納豆。こちらも前述の「くろまめの塩切納豆」同様、道の駅しもつまで作られています。実は筆者、キムチ納豆初体験。トマト納豆や粗挽き胡椒納豆、梅しそ納豆などいろいろなトッピングを楽しんでおりますが、なぜかキムチ納豆のみ試したことがなかったのです。

そんな個人的な理由から選んだ一品でしたが、開封してびっくり。キムチたれと納豆が別々になっています。自分で混ぜるタイプだったのですね!

茨城県下妻市産大豆「納豆小粒」を使用した納豆がみっちり。まるで納豆のテーブルのようです。こんなに大量の納豆が1パックになっているのを筆者は初めて見ました。食べ切れるだろうか……少し心配になりましたが、この後それは杞憂だと判明します。

キムチたれは国内産野菜を細かくカットして混ぜてあります。日本人の口にあう甘口の味付け、と説明されていますが、へんな甘さはありません。キムチと納豆のバランスが絶妙! 野菜が細かいことで、納豆の風味や食感を邪魔することなく味わえるのがいいなと思いました。

そのままいただくのはもちろん、ご飯にかけたり、海苔に挟んだり、どんな食べ方でもおいしい万能納豆。キムチの味わいがキリッとしているので、雑炊に混ぜても美味でした。

個人的に毎日食べたいのは天狗納豆!

4種4様、どれもそれぞれのおいしさがあったのですが、個人的に毎日食べたいのは水戸天狗納豆! さすが100年以上続く老舗、飽きのこない味でした。インパクトあるパッケージも力強くユーモラスで、見るたびに元気がもらえそうです。

オンラインショップでも送料無料で納豆が買えます!

今回は、茨城県のたくさんの納豆の中から、話のネタになりそうなものを4種食べ比べしてみました。イバラキセンスのオンラインショップでも送料無料で一部の納豆をお取り寄せすることができるので、気になった方はチェックしてみてください! 納豆は冷凍できるので、食べきれない場合は冷凍がおすすめです。

特選納豆セット 笹沼五郎商店 生産量日本一 茨城県 納豆 送料込み

4,000円 送料無料(全国一律)

https://store.shopping.yahoo.co.jp/ibarakisense/ibsf0005.html

天狗納豆 わら納豆 納豆の本場 茨城県 3本入り×3把 送料込み

3,800円 送料無料(全国一律)

https://store.shopping.yahoo.co.jp/ibarakisense/ibsf0006.html

舟納豆 丸真食品 厳選味くらべセット 5種類 14本 送料込み

4,950円 送料無料(全国一律)

https://store.shopping.yahoo.co.jp/ibarakisense/ibsf0030.html

IBARAKI sense(イバラキセンス)

https://ibaraki-sense.com

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