韓国の電池工場火災、中国人死者は暫定17人 

韓国の電池工場火災、中国人死者は暫定17人 

24日、火災現場で説明を聞く中国の邢海明(けい・かいめい)駐韓大使(右端)。(華城=新華社記者/陸睿)

 【新華社華城6月26日】韓国京畿道(キョンギド)華城(ファソン)市の電池工場で24日に起きた火災で、地元当局は同日深夜、死者のうち17人が中国人だと暫定的に判断したと明らかにした。

 これまでに確認された死者は22人で、現場で見つかった所持品から17人を中国人と判断した。正確な人数はさらに確認を進める必要があるという。負傷者は8人で、中国人1人が含まれ、現在は全員が病院で治療を受けている。消防部門は行方不明者1人の捜索を進めている。

韓国の電池工場火災、中国人死者は暫定17人 

24日、電池工場火災の対策本部で、捜索・救助の状況を把握する中国の邢海明(けい・かいめい)駐韓大使(左から3人目)。(華城=新華社記者/陸睿)

 韓国当局は中国人が犠牲になったことに深い哀悼の意を表し、中国側と協力して救助に全力を尽く、善後処理を着実に行うと表明した。

 火災現場に駆け付けた中国の邢海明(けい・かいめい)駐韓大使は韓国側に対し、事故原因の早期究明と確実な善後処理、中国人犠牲者の遺族にあらゆる必要な支援を提供するよう求めた。

韓国の電池工場火災、中国人死者は暫定17人 

24日、火災現場での捜索・救助活動。(華城=新華社記者/姚琪琳)

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24日、電池工場の火災現場。(華城=新華社記者/姚琪琳)

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