「あの子の子ども」“福”桜田ひよりと“宝”細田佳央太の姿に心打たれる 「大切な内容で、いろんな感情が湧いた」「河野純喜くんがハマリ役」

(C)カンテレ

桜田ひよりが主演するドラマ「あの子の子ども」(カンテレ・フジテレビ系)の第1話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

本作は、蒼井まもる氏の同名漫画をドラマ化。妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップル・川上福(桜田)と月島宝(細田佳央太)の姿を描く“未成年の妊娠”と“いのち”に向き合う“ラブストーリーの一歩先”の物語。

福はごく平凡な高校生。クラスメートで親友の矢沢望(茅島みずき)や、矢沢に思いを寄せる飯田智宏(河野純喜)と楽しい学校生活を送りながら、別の高校に通う宝と中学の頃から付き合っている。

これまで数々の陸上大会で優秀な成績を収めてきた宝は、女手一つで育ててくれた母・直実(美村里江)を大事にする真面目で心優しい青年。福のことも心から大切に思っていて、福の母・晴美(石田ひかり)から「宝くんなら安心」と言われるほど信頼されている。

高校1年生の夏休みを翌日に控えたある日、福は宝と花火大会に行くため帰りが遅くなると母に告げる。宝くんとなら…と安心している晴美は笑顔で2人分のお小遣いを手渡すが、放課後、そんな母に対する後ろめたさを感じながら福が宝と向かったのは、介護士の直実が夜勤で不在にしている宝の家。福と宝は以前から、この日に初めての性行為をしようと決めていたのだ。

その日以来、避妊しながら幾度となく体を重ねてきた2人だったが、高校2年生の春、宝が事後に避妊具が破れていることに気付いて…。

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放送終了後、SNS上には、「初回から引き込まれた。ひよりちゃんがかわいいし、細田くんはめちゃくちゃいい彼氏だし、全部が優しかった」「桜田ひよりちゃんと細田佳央太くんがちゃんと福と宝だったからドラマにしっかり入り込めた」「ギュッとなるけれど大切な内容で、いろんな感情が湧いた。最後までしっかり見守りたい」などの感想が寄せられた。

また、アフターピル(緊急避妊薬)を入手するには医療機関の処方箋が必要であることが描かれたことから、「薬局でアフターピルが数百円で買える国だったら…と考えてしまう」「アフターピルが必要な人が病院の休日関係なく、広く薬局で買えるようにしないと」「アフターピルが薬局で買えない意味が分からない。非行に走ってるわけでも乱れた生活をしてるわけでもない、至って普通の子たちの話だ」といった声も投稿された。

さらに、JO1の河野が登場したシーンにも反響が集まり、「河野純喜くんがめっちゃさわやかで、いつもの純喜くんのままだった」「飯田役がそのまま純喜だった。ハマリ役」「飯田くんがポカポカの太陽で癒やしになりそうでうれしい」といったコメントも集まった。

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