神社の文化財に「キリスト」など落書き 建造物損壊の疑い男逮捕 市川・葛飾八幡宮

葛飾八幡宮の随神門壁面に書き込まれた落書き=1月、市川市

 市川市の葛飾八幡宮で落書きが見つかり市川署が捜査していた事件で、同署は25日、建造物損壊の疑いで船橋市の無職の男(37)を逮捕した。

 逮捕容疑は1月16日午後0時~同18日午前9時ごろ、市川市八幡4の葛飾八幡宮の随神門(損害額約35万円)に黒色のペンのようなもので「ほほえみかけられているほうだよ」「さらされ コリアン イエスキリスト」と書き、汚損した疑い。

 同署によると「知りません」と容疑を否認している。手口捜査などで容疑者が浮上。葛飾八幡宮は昨年9月と3月にも落書きが見つかっていて、同署は関連を調べる。

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