チーフスとホールマークがクリスマス映画『ホリデータッチダウン:チーフスのラブストリー』を制作へ

カンザスシティ・チーフス【NFL】

カンザスシティ・チーフスは2024年に映画を制作するが、その主役はクオーターバック(QB)パトリック・マホームズではない。

チーフスと『Hallmark(ホールマーク)』が、NFLおよび『Skydance Sports(スカイダンス・スポーツ)』と提携して、ホリデーシーズン向けの映画を制作する。タイラー・ハインズ、ハンター・キング、エド・ベグリー・ジュニアらの俳優が『Holiday Touchdown: A Chiefs Love Story(ホリデータッチダウン:チーフスのラブストリー)』の主演を務めることになっている。この映画は今年の冬に、15年目を迎える特別企画“Countdown to Christmas(カウントダウン・トゥ・クリスマス)”の一部としてホールマークチャンネルで独占放送される。

チーフスの社長を務めるマーク・ドノバンは声明の中で次のように述べた。

「このような大変にユニークなプロジェクトでホールマークと提携できることを光栄に思っている。チームとして、われわれはブランドの成長や、新たなオーディエンスとつながるための新しい方法を模索する努力を惜しまない。このパートナーシップは、2つの情熱的なファンベースを結びつけ、ホリデーシーズンに最も視聴されるチャンネルでチーフスキングダムのエネルギーと伝統を示す機会を与えてくれる」

映画の制作は7月に始まり、チーフスのホームスタジアムであるGEHAフィールド・アット・アローヘッド・スタジアムなど、ミズーリ州カンザスシティを中心に撮影が行われる予定となっている。

ホールマークのブランド責任者であるダレン・アボットは声明でこう語った。

「ホールマークとカンザスシティ・チーフスはどちらも地元に根ざし、価値観、伝統、コミュニティに重きを置いている。カンザスシティを代表するこの2つの組織の間には特別な結びつきがある。ホールマークが作り出す物語の温かさと、プロフェッショナルフットボールの興奮を融合させることで、カンザスシティを象徴するこの地域の精神、豊かな伝統、熱狂的なファンの様子を、ホールマークならではの温かな雰囲気と高揚感に包み込み、視聴者の皆さんに楽しんでもらえることをわれわれはとてもうれしく思っている」

チーフスがスーパーボウル3連覇を目指す中、カンザスシティのファンは今年の冬にロンバルディトロフィーを1度、あるいは2度、目にすることができるかもしれない。

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