45歳マニー・パッキャオ〝世界最強〟クロフォードに宣戦布告「挑戦するつもりだ」

マニー・パッキャオ

ボクシングの元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(45=フィリピン)が元世界ウエルター級4団体統一王者テレンス・クロフォード(36)に〝宣戦布告〟した。

パッキャオはボクシング界への本格復帰を検討しており、WBC世界ウエルター級王者マリオ・バリオス(米国)との対戦に向けて交渉していることが判明した。そんな中、専門メディア「SECONDSOUT」によるとパッキャオは、昨年クロフォードがエロール・スペンス・ジュニア(34=米国)との4団体統一戦にTKO勝ちした試合について「あの試合は再戦があっても同じ結果になるだろうが、私は両者に挑戦するつもりだ」と語ったという。

クロフォードは「パウンド・フォー・パウンド(PFP、階級差の差のない最強ランキング)」で長く1位に君臨する世界最強ボクサー。パッキャオは2021年にWBA世界ウエルター級王座統一戦でヨルデニス・ウガス(キューバ)に判定負けして以来、リングから離れているが、今後は「世界最強」PFP1位の返り咲きも目標にしていくとみられている。

パッキャオは7月28日の「超RIZIN.3」(さいたまスーパーアリーナ)でRIZINフェザー級王者・鈴木千裕(25)と特別ルールで対戦する予定。その後の動向に世界が注目している。

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