金沢では饅頭食べて無病息災 7月1日「氷室の日」へ向け生産ピーク

7月1日の「氷室の日」を前に金沢市の和菓子店では「氷室まんじゅう」の製造がピークを迎えています。

氷室まんじゅうは、加賀藩が幕府に氷室の氷を献上する際、無事に届けられるようにと神仏に供えられたことが始まりとされています。

金沢市の和菓子店「森八」の工場では、朝からふっくらと蒸しあがった優しい色合いのまんじゅうが次々と運び出されて行きました。

森八 ・森岡 晋也 さん

「中のあんこは黒こし餡で、上品な甘さでみずみずしい味わいになっています。」

「おまんじゅうを召し上がっていただいて、健康管理をしっかりしていただければ元気にお過ごしただけると思っています」

森八では近年、県内だけでなく県外からの需要も高まっていて、ことしは過去最高となる8万2000個の製造を見込んでいるということです。

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