九州電力の株主総会 経常利益は減少の見通し 能登半島地震を念頭に玄海・川内原発の廃止を求める株主提案も

九州電力の株主総会が26日、福岡市内で開かれています。

九州電力の株主総会は午前10時に福岡市内のホテルで始まりました。

今年度の経常利益について、売上高の増加はあるものの、卸電力市場価格の上昇で「購入電力料」が増えることなどから、昨年度よりおよそ1200億円減少し、1100億円程度になるとの見通しが示されました。

一部の株主からは、志賀原発の立地する石川県で能登半島地震が起きたことを理由に、玄海原発と川内原発の廃止を求める議案が提出されていますが、会社側は原発周辺の活断層について適切に評価しているとして反対しています。

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