松本サリン事件からあす6月27日で30年がたちます。跡地の公園に献花台が設置され、住民などが花を手向けています。
1994年6月27日の夜に起きた松本サリン事件。
住宅地に猛毒「サリン」が撒かれ、8人が死亡、600人以上が重軽症を負う被害が出ました。
事件からあすで30年。
現場跡地の公園に、地元の2つの町会が初めて献花台を設置しました。
当時、近くで商店を営み、犠牲者のうち4人が常連だったという男性も花を手向けました。
犠牲者4人も利用 商店の元店主（79）：
「（事件）前日も買い物に来ていただいた。何を買ったか、30年たっても覚えてますよ。ウイスキーです」
献花台は28日午後6時まで置かれています。
