ダンボールを使って精巧に作りこまれた作品の企画展 南国市で開催中【高知】

ダンボールを使って精巧に作りこまれた作品の数々を楽しめる企画展が、高知県南国市で開かれています。

具材からパッケージまで本物そっくりに再現されたカップ麺に、盤の文字や針の1つ1つが精巧に作られた腕時計。

これらは全てダンボールで作られています。南国市の「海洋堂スペースファクトリーなんこく」ではあらゆるものを段ボールで表現してしまう「ダンボール女子」の大野萌菜美さんの作品展が開かれています。

大阪芸術大学時代に海洋堂でアルバイトをしていた経験もあるという大野さん。会場には、そんな大野さんが機械を使わずハサミで作り上げたという圧巻の作品32点が並びます。

『北斎がしゃどくろ』は、葛飾北斎と歌川国芳の浮世絵がモチーフになった大胆な作品です。一方『月着陸船』は、縦横10センチほどの小さな作品に緻密で繊細な大野さん作品の魅力がつまっています。

企画展は7月8日まで開かれていて、入場は無料です。

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