韓国産超音速戦闘機KF-21が初の量産契約を締結「自主国防の念願が現実に」ー韓国メディア

25日、韓国・聯合ニュースは「韓国産超音速戦闘機KF-21が量産に入り、2026年から順次、実戦配備される」と伝えた。写真はKF‐21。

2024年6月25日、韓国・聯合ニュースは「韓国産超音速戦闘機KF-21が量産に入り、26年から順次、実戦配備される」と伝えた。

韓国航空宇宙産業(KAI)は25日、防衛事業庁とKF-21の初の量産契約を結んだと明らかにした。KF-21を20機と技術・教育など軍需支援を含み、1兆9600億ウォン(約2248億円)規模だという。

韓国型戦闘機(KF-X)開発事業は、空軍の老朽化した戦闘機F-4、F-5に代替する未来戦場運用概念に適合した4.5世代戦闘機を開発するため、2015年に始まった。総開発期間は10年6カ月で、2026年に完了する予定。26年からは量産機の納品に入る。

KF-21開発には韓国の協力会社約600社が参与しており、国産化率目標は65%水準とされている。

KAIは「韓国の技術で韓国の領空を守る自主国防という国民の念願が現実のものとなった。韓国空軍の中核戦力となるKF-21が本格的な量産段階に入るということは大きな意味がある」とコメントしている。

記事は「最近のFA-50の輸出拡大により、世界市場で韓国産航空機への関心が高まっている」とし、「KAIは今後、KF-21をK-防衛産業の次世代ランナーとして成長させる方針だ」と伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「うれしいニュースだね」「金大中(キム・デジュン)政権時代に宣言された開発が、やっと達成された」「うまくいってほしい」「政府のK-防衛産業支援とセールス外交の効果だ」「国産率100%を目標に頑張ってほしい」「大韓民国、万歳」など、喜びの声が上がっている。

一方で「20機?。当初は40機と言っていなかった?」「今の政権になって、量産数が40機から20機に減った」「なぜ減ったのかについて記事は説明しないのか」と指摘する声も多く寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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