夏といえば、聴きたくなるのは「サザン」の曲、という人も多いのではないでしょうか。1978年6月25日に「勝手にシンドバッド」でデビューし、今年、46周年を迎えた、国民的バンド「サザンオールスターズ」の楽曲を「検索数」が多かった順にランキング! 人気曲を発表します。
結成47年目に突入!サザンオールスターズの人気楽曲を紹介
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6月25日に、46回目のデビュー記念日を迎えた、大人気バンド「サザンオールスターズ」。
1978年のこの日に、「勝手にシンドバッド」で鮮烈デビューを飾り、以来46年間にわたり、日本の音楽シーンのトップランナーとして走り続けています。そして、前作『葡萄』から実に9年ぶりの新作アルバムが、年内にリリースされることも発表されました。
今回は、そんなサザンオールスターズの楽曲のうち、2024年5月に検索数が多かった「人気曲」を、編集部がリサーチ! 今、注目されている「サザン」の楽曲をみていきましょう。
第3位 みんなのうた 【検索件数:4,800件】
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まずは、第3位から。
デビュー10周年である1988年6月25日に発売した、24作目のシングル「みんなのうた」がランクイン。
1985年発売のアルバム『KAMAKURA』を最後に活動休止中だったサザンが、再活動してからの初となるシングルで、シングルとしては「メロディ(Melody)」以来、約3年ぶりとなる復帰作品です。
作詞・作曲は桑田佳祐さん、編曲はサザンオールスターズが手がけています。アサヒ飲料「三ツ矢サイダー」やユニクロのCMソングにも起用されており、野外ステージで演奏される際には、桑田佳祐さんが、観客に向けて放水し、盛り上がるのが恒例となっています。
第2位 TSUNAMI 【検索件数:5,867件】
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続いて、第2位は「TSUNAMI」。
2000年1月26日に発売した、44枚目のシングルです。作詞・作曲は桑田佳祐さん。「オリコン」5週連続1位、年間1位、歴代シングルランキング4位を獲得しています。
老若男女、幅広い層に愛され、60代がカラオケで歌う定番ソングとしても、おなじみです。
失恋による切なさを、押し寄せる波に例えて恋物語を歌った歌詞は、「サザンオールスターズを国民的バンドと評されるきっかけを作った」といわれることも。
東日本大震災を受けて、桑田佳祐さんは「いつか復興の象徴として歌える日がきたら」と語っています。
第1位 慕情 【検索件数:8,800件】
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そして、第1位は「慕情」。
1992年9月26日に発売された、11枚目のアルバム「世に万葉の花が咲くなり」に収録されています。作詞・作曲は桑田佳祐さん、編曲はサザンオールスターズと小林武史さんが手がけています。
恋人との別れを惜しんで過去を回想する、スローテンポなバラードです。
桑田佳祐さんはこの楽曲について、メロディが浮かんで「部屋で震え上がった」とコメントしています。歌詞には、日本語や日本文化への敬意が込められており、制作過程では、桑田さんは万葉集を読み返していたそう。
「オリコン」では、4週連続1位を獲得、ダブルミリオンにも認定されている大ヒット曲です。
5月に検索数が多かった、サザンの「人気曲」ランキングはコチラ
以上、サザンオールスターズの楽曲、TOP3を見てきました。
デビューから46年。発表したシングルは50を超える、サザンオールスターズ。検索数に基づく人気曲、第4位以降のランキングはこちらです。懐かしの名曲からCMやドラマでお馴染みの話題曲まで、ヒットソングがズラリと並びました。
[図表]サザンオールスターズの人気曲TOP10 ※「THE GOLD 60編集部」集計
昨年は、10年ぶり3度目の『茅ヶ崎ライブ』を開催し、ファンを熱狂させたサザンオールスターズ。残念ながら、今年9月に開催される「ROCK IN JAPAN FESTIBAL」への参加をもって、「夏フェス」への出演は卒業するそう。
さみしいですが、フェスへの出演がなくとも、はたまたこの先何があっても、サザンは不滅です。暑い夏は、家で、車中で、カラオケで、サザンの名曲を口ずさみながら、夏を感じたいものですね。