「海のルビー」ホッカイシマエビ漁始まる、ゆで上げたときの鮮やかな赤い色が特徴 海藻傷つけないために打瀬船で出漁 北海道別海町

北海道東部の別海町の尾岱沼では、夏の風物詩、ホッカイシマエビ漁が26日から始まりました。

午前4時半、白い帆を張った打瀬船20隻が出漁しました。
尾岱沼のホッカイシマエビ漁は、船のスクリューでエビが生息する海藻を傷つけないよう、風を帆に受けて進む打瀬船を使います。
ホッカイシマエビは「海のルビー」とも呼ばれ、ゆで上げたときの鮮やかな赤い色が特徴です。
漁は夏と秋の年2回ですが、去年の秋は資源保護のため漁を休んでいて、1年ぶりの漁期を迎えました。

漁師
「初日としてはまあまあ。ちょっと少ない。これからだね」

尾岱沼の北海シマエビ漁は、7月16日まで行われる予定です。

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