保育園で地震による津波想定の避難訓練 園児50人が浸水域から外れる建物へ  大分

南海トラフ地震に備えて、大分市の保育園で津波の浸水域から外れる建物まで園児が避難する訓練が行われました。

大分市王子町のパシフィックイングリッシュ王子校では、南海トラフ地震が発生した際、1メートルの浸水が想定されます。このため、新たな津波避難場所を浸水域から外れるNIKKO本社としました。

26日の避難訓練では、2歳から5歳児クラスの園児およそ50人が参加して、新しい避難経路130メートルを歩いて9分で避難を完了させました。

(園児)「疲れた」「(大きい地震が来たら)ここに行く」「でっかい建物に逃げる」

保育園は「NIKKOの協力に感謝し、地域全体の安心感を高めていきたい」としています。

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