きょうも円相場1ドル=160円台目前に 為替介入へ警戒感続く きのう日韓が円安・ウォン安に「深刻な懸念」と市場けん制も円売りの流れ変わらず

きょうも円安が止まりません。円相場はおよそ2か月ぶりとなる節目の160円台に迫っています。

きょうの外国為替市場で円相場は1ドル=159円80銭台をつけ、政府・日銀が4月末に為替介入に踏み切った160円の水準に迫っています。

市場では節目の160円を目前に為替介入への警戒感が高まる一方で、日米の金利差が当面、縮まらないとの見方から、より高い金利で資金を運用しようと円を売る動きが根強く、午前11時37分現在は1ドル=159円78銭から81銭で取引されています。

きのう、韓国で開かれた「日韓財務対話」の共同文書には、急速な円安・ウォン安について「深刻な懸念」を表明し、市場をけん制しましたが、円売りの大きな流れを変える材料にはなっていません。

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