藍住町の民家で兄を刃物で刺す 10代の女が殺人未遂の疑いで逮捕【徳島】

6月25日午後、藍住町の民家で兄を刃物で刺したとして、この家に住む10代の女が殺人未遂の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、藍住町の10代後半の女です。

警察によりますと、女は6月25日午後4時55分ごろ、自宅で、同居する20代の兄の背中の右肩甲骨の下あたりを刃物で刺した殺人未遂の疑いが持たれています。

知人女性が119番通報し、駆けつけた警察官が、家の中にいた女を現行犯逮捕しました。

兄は病院に搬送され、全治約1週間のケガをしましたが、命に別条はないということです。

兄妹はこの家で親と一緒に暮らしていますが、事件当時、家にいたのは兄妹2人だけでした。

兄を刺した刃物は家の中にあるとみられますが、まだ見つかっていません。

女は警察の調べに対して、「仕事のことで口論となり刺した」と、話しているということです。

女には知的障害があり、警察は責任能力の有無を含め、犯行の詳しい状況を調べています。

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