カミラ・カベロ、初めて会った時にテイラー・スウィフトからもらった曲作りのアドバイスを明かす

自身が作詞作曲した楽曲も収録されているニュー・アルバム『C,XOXO』のリリースを間近に控えているカミラ・カベロだが、ソングライティングがいつも楽にできたわけではなかったようだ。そんな彼女は最新インタビューで、テイラー・スウィフトのあるアドバイスによって自身の技に磨きをかけることができている明かした。

カミラは11歳のインフルエンサー、テイレン・ビッグスとのインタビューに応じ、まだフィフス・ハーモニーに在籍していた10年前に参加した【VMAs】で、初めてテイラーに会った時のことを振り返った。「16歳か17歳くらいだったかな、私が尊敬するソングライティンターの一人、テイラー・スウィフトに会ったのは」と彼女は語り、当時は作詞作曲に興味を持ち始めたばかりだったと述べた。

そして、「彼女とロードが一緒に座っているのを見たのね。“テイラー・スウィフトだ。二人のところに行って、大好きだって伝えなきゃ”って思った。二人ともすごく優しかったよ」と続けている。

彼女は、「(当時)創作のマンネリから抜け出すのに苦労していた私は、“曲作りのことを誰に聞けばいいんだろう?テイラー・スウィフトだよ”って思ったの」と説明し、本人に向かって、「“自問自答が多くて、ちょっと行き詰まってるなって感じてる時、あなただったら何て言います?”と」聞いてみたそうだ。

するとテイラーは、カミラの物の見方を永遠に変えるようなアドバイスを授けた。「(テイラーが)覚えているかどうかもわからない、とても昔のことだから。彼女は、“自分がそうなった場合は、その間ずっと書き続けるよ。ただ進み続けて、終始書き続けなければならないんだよ”と言っていた」とカミラは振り返っている。

カミラは、「(心の中に)自分を疑う声を感じたら、ただ進み続けること。そうすればある日、その反対側にいる自分に気づくから」と、若いインタビュアーに伝えている。

カミラはこれまで3枚のソロ・アルバムをリリースしており、4枚目のアルバムは現地時間2024年6月28日にリリース予定だ。このプロジェクトには、プレイボーイ・カルティとのリード・シングル「I LUV IT」を含む14曲が収録されており、ドレイクも2曲に参加している。

『ザ・ヴォイス』でコーチを務めていたカミラは、数年前にテイラーと出会って以来、親交を深めてきた。2018年に彼女はテイラーの【レピュテーション・ツアー】でオープニング・アクトを務め、同年末の米ビルボードとのインタビューでこの経験を“フル・サークル・モーメント”(スタート地点に戻ってきたことを実感した瞬間)と呼んだ。

当時彼女は、「13歳の頃からテイラー・スウィフトの大ファンでした。彼女の楽曲は文字どおり全部知っています。私が曲作りを始めるきっかけをくれた人の一人なんです」と話していた。

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